人民のために (28)
国民議会[2](こくみんぎかい、アラビア語: مجلس النواب العراقي, クルド語: ئهنجومهنی نوێنهرانی عيراقMajlis an-Nuwwāb al-ʿIrāqiyy)は、イラクの立法府。連邦議会と表記されることもある。[3]
議員の任期は4年。定数は329で、そのうち女性に83議席、マイノリティに9議席(キリスト教5、マンダ教・ヤズィーディー・シャバク・フェイリクルド1ずつ)割り当てられている[1]。
イギリス委任統治領メソポタミアであった1925年に憲法を制定し、両院制の議会を設置。1932年のイラク王国発足と共に正式に国会となった。下院は普通選挙、上院は国王による任命制であった。
1958年に発生した7月14日革命により王国が滅亡、議会も廃止された。
バアス党政権の下、1970年に新憲法が採択。国民議会が発足した。
2003年、イラク戦争の勃発とサッダーム・フセイン政権の追放により、2004年に暫定議会選挙を執行し、暫定国民議会が発足。
2005年、新憲法発足に伴い、一院制の国民議会が発足した。