唐橋 ユミ(からはし ユミ、1974年〈昭和49年〉10月22日[3] - )は、日本のフリーアナウンサー。元テレビユー福島契約アナウンサー。
三桂所属。城西国際大学非常勤講師。きたかた応援大使(喜多方市)[4][5]、しゃくなげ大使(福島県)[6]を委嘱されている。
来歴
福島県喜多方市出身[3]。福島県立会津女子高等学校から、実践女子大学文学部英文学科を卒業[3]した後、高橋圭三主宰の圭三塾へ。その後一旦地元に戻り、1998年10月にテレビユー福島に契約アナウンサーとして入社[3]。朝の情報番組や夕方のニュースを担当した。
2004年3月に5年間の契約が満了し退社、「福島県内の他の局にもいきづらいし、ならば東京に出てしまおう」と一念発起して30歳で再上京[7]。三桂に所属して、在京キー局の番組に出演している。
ともにDJを務める作詞家・売野雅勇の誘いを受けて、売野プロデュースによる楽曲で自身が出演する『イチ押し 歌のパラダイス』(NHKラジオ第1)のエンディング曲「失くさないで、忘れないで」(作詞・売野雅勇、作曲・林哲司、編曲・船山基紀)を歌って2020年4月に歌手デビューした[7][8][9]。
2023年春、成瀬活雄と結婚した[10][11]。
人物
趣味・特技
仕事でのエピソード
- レギュラー出演中の『サンデーモーニング』(TBSテレビ)では、手書きのフリップ、クレヨンで描いたイラスト、段ボールで作ったミニチュア模型など、全て自作の小道具を用いて、解説を行う[注釈 1]。
- トレードマークとなっている眼鏡は、元々視力が悪く当初はコンタクトレンズを使用して出演していたが、番組の打ち合わせ会議で眼鏡をかけているのを見た事務所の会長である関口宏が眼鏡のままテレビに出ることを提案し、2007年以降は眼鏡をかけて出演するようになった[1][7]。また、チェ・ジウと打ち合わせしていた時に「眼鏡の方が似合うよ」と言われたこともそのきっかけであるという[14]。
- かつてのレギュラー番組『吉田照美 ソコダイジナトコ』(文化放送)ではアシスタントを務めると共に「ユミのどすこいデリバリー」のコーナー(金曜日)も担当し、番組内で放送しているミニドラマ「音楽喫茶 とまり木」では店の来客として様々な年代のキャラクターを演じていた。この他には、「1134カラパッチン」というフレーズでも知られていた[15]。
- 『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)では、曽祖父が買ったとする松平定信の書を鑑定依頼した。評価額は自己申告よりも大幅ダウンしたものの、本物であった。
- 健康番組に出演していたことから友人たちにアドバイスができるようになったという。
家族
実家は清酒「会津ほまれ」などで知られるほまれ酒造の創業家[7]。自身も広告などに出演することがある。
出演
出演番組(テレビ)
現在の出演
過去の出演
- レギュラー出演
-
- 単発出演ほか
-
出演番組(ラジオ)
現在の出演
過去の出演
- レギュラー出演
-
- 単発出演ほか
-
舞台
- SmokeCompany vol.1「夏の終わりに」(2011年8月31日、笹塚ファクトリー)日替わりゲスト
映画
CM
その他
- 東日本大震災追悼復興祈念式(2014年)[18] - 司会
- ふくしまコンサート「復興のひびき」(2014年)[18] - 司会
- 諸橋近代美術館「サルバドール・ダリの世界展」 - 音声ガイド
- 上杉隆の全英オープンゴルフ勝手に実況中継(ニコニコ生放送、2012年7月22日)
作品
- 失くさないで、忘れないで (NHKラジオ第1『イチ押し 歌のパラダイス』エンディングテーマ、2020年4月1日 - )[8]
著書
フォトエッセイ
- わたしの空気のつくりかた 出すぎず、引きすぎず、現場を輝かせる仕事術(2014年10月15日、徳間書店)[19]
連載
脚注
注釈
- ^ この解説に対して大沢啓二から「あっぱれ」をもらうことがあった。今山佳奈の退任後、2008年12月よりスポーツコーナー(週刊御意見番)専任担当となっている。
出典
外部リンク