周 鶴洋(しゅう かくよう、周鹤洋、1976年6月18日 - )は中国の囲碁棋士。河南省洛陽市出身、中国囲棋協会所属、九段。棋聖戦、テレビ囲碁アジア選手権戦優勝など。常昊らとともに「七小龍」の一人とされる。
経歴
8歳で碁を覚え、11歳で国家少年囲棋隊に入る。1988年入段。1992年、霜花杯全国青少年大会優勝、世界青少年囲碁選手権大会青年組優勝。1992、93年、全国囲棋個人戦3位。1996年に全国個人戦で優勝。日中スーパー囲碁では1999年に個人戦三番勝負で小林光一に勝利。2001年九段。2003年にテレビ囲碁アジア選手権戦で優勝。同年の名人戦では馬暁春を3-1で破って、馬の14連覇を阻む。
李昌鎬に比較的相性がよいが、2005年の春蘭杯決勝三番勝負では1-2で敗れた。2008年に春蘭杯ベスト4、応昌期杯ベスト16。2011年威孚房開杯棋王戦ベスト4。2012年リコー杯ベスト8。
甲級リーグでは2000年から2005年まで重慶の中心選手として毎年好成績を挙げ、2006年からは山東チームに所属し、09年には15勝7敗で勝数2位、2012年まで出場。中国棋士ランキングでは2000年に1位獲得。
タイトル歴
国際棋戦
国内棋戦
その他の棋歴
国際棋戦
国内棋戦
- 日立杯/リコー杯中国プロ囲棋混双赛優勝 2001年(黎春華とペア)、07年(華学明とペア)
- 全国囲棋個人戦 2位 2001年、3位 1992-93年
- 中国囲棋天元戦 挑戦者 2008年
- 招商銀行杯中国囲棋電視快棋戦 準優勝 2009年
- リコー杯囲棋戦 準優勝 2009年
- 中華人民共和国全国体育大会 2002年男子個人戦2位
- 中国囲棋甲級リーグ戦
- 2000年(重慶建設摩托)16-1
- 2001年(重慶建設摩托)16-6
- 2002年(重慶建設摩托)17-4
- 2003年(重慶建設摩托)16-4
- 2004年(重慶建設摩托)14-7
- 2005年(重慶建設摩托)14-8
- 2006年(山東中国網通)11-9
- 2007年(山東中国網通)12-10
- 2008年(山東網通)13-8
- 2009年(山東聯通)15-7(勝数2位)
- 2010年(山東齊魯晩報)12-8
- 2011年(山東景芝酒業)9-12
- 2012年(山東景芝酒業)4-13
外部リンク