呉 天明(ウー・ティエンミン、1939年10月19日 - 2014年3月4日[1])は中華民国陝西省三原県出身の映画監督、映画プロデューサー。
略歴
高校卒業後、1960年に西安映画製作所の俳優訓練班に入り、『巴山紅浪』に農村青年役で出演する[2]。その後は西影演員劇団の俳優として活動するが[2]、映画監督に興味を持ち、1976年から北京電影学院監督科に学ぶ[2]。1979年、『生活的顫音』で監督デビュー[2]。1984年の『人生』で百花奨作品賞を受賞。1987年の『古井戸』は百花奨作品賞、金鶏奨作品賞、東京国際映画祭グランプリなど、数々の賞を受賞する[3][4]。1984年以降西安映画製作所の所長として、張芸謀、陳凱歌など著名な第五世代の監督を育てる。1989年の天安門事件によりアメリカに渡るも、1994年に中国に戻る。
2014年3月4日、心筋梗塞のため北京で死去。74歳没[5]。
主な作品
監督
製作
- 黒砲事件(黒砲事件) (1985年)
- 盗馬賊(盗馬賊) (1986年)
- 紅いコーリャン(紅高粱) (1987年)
- (老港正伝) (2007年)
出演
脚注
外部リンク