古田悦造

古田 悦造(ふるた えつぞう、1950年6月22日[1] - 2022年9月5日[2])は、日本の地理学者。専門は歴史地理学東京学芸大学名誉教授。

略歴

愛知県名古屋市生まれ[3]都留文科大学卒業。1976年(昭和51年)東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。修士論文は「「近海捕鯨漁村」の変貌」。筑波大学大学院歴史人類学研究科修了。「近世関東における魚肥流通の地域的展開」により、1987年(昭和62年)3月に筑波大学より文学博士号を授与される。

2016年に国立大学法人東京学芸大学を退職[4]。人文社会科学群日本研究教室所属。

2022年9月5日、死去。72歳没。死没日付をもって正四位に叙され、瑞宝中綬章を追贈された[5]

研究課題

日本の近代化過程における魚肥流通の地域構造。大韓民国における海岸開発の変質構造。

所属学会

著書

論文等

  • 上野和彦高橋日出男編(2007)『日本の諸地域を調べる』古今書店
  • 古田悦造(2004)大学周辺の玉川上水を歩く『武蔵野の自然と文化 キャンパス周辺散策ガイド』227-243頁
  • 古い民家を調べる『身近な地域を調べる』古今書院 2002
  • 漁村における方位認識(共著)『方位と風土』古今書院 1994
  • 肥料と風土『日本の風土と文化』古今書院 1991

脚注

  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.501。
  2. ^ “古田悦造氏死去 東京学芸大名誉教授”. 新潟日報. (2022年9月12日). https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/109604 2022年9月14日閲覧。 
  3. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “古田悦造|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2021年7月2日閲覧。
  4. ^ 出典”. 2021年7月3日閲覧。
  5. ^ 『官報』第835号8頁 令和4年10月12日

外部リンク


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