友桐 夏(ともぎり なつ、 1976年6月8日 -)は、日本の小説家、推理作家。滋賀県に生まれ、同県で育つ[1]。
経歴
2005年、「ガールズレビューステイ」で集英社が主催するロマン大賞佳作に入選し(同時入選は広瀬晶『螺旋の王国』[2])、作家としてデビューする。『白い花の舞い散る時間』と改題し刊行される[1]。
以降、2007年までに、デビュー作を含めて4つの作品を集英社コバルト文庫から上梓する。いずれも、少女の心を鮮烈に描いたミステリー作品となっており、一部の読者からは熱狂的な支持を得た[3]。
2012年、5年間の沈黙を破り、初の一般文芸作品『星を撃ち落とす』を東京創元社のミステリ・フロンティアから上梓する[3]。
作品リスト
リリカル・ミステリーシリーズ
- 白い花の舞い散る時間(2005年9月 コバルト文庫)
- 春待ちの姫君たち(2005年11月 コバルト文庫 / 2014年2月 創元推理文庫)
- 盤上の四重奏(2006年3月 コバルト文庫)
- 楽園ヴァイオリン(2007年4月 コバルト文庫)
ノンシリーズ
脚注
- ^ a b リリカル・ミステリー 盤上の四重奏
- ^ 螺旋の王国 (コバルト文庫)
- ^ a b 星を撃ち落とす (ミステリ・フロンティア)
関連項目