十六国相国・丞相の一覧は中国五胡十六国時代(304年から439年)において華北で自立した諸国家で百官の頂点である相国・丞相の官位に就いた者達の一覧である。
相国
代 |
爵位 |
姓名 |
在位年数 |
在位期間 |
君主
|
漢趙相国(304年-329年)
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1 |
晋王[1] |
劉粲 |
4年 |
314年-318年 |
漢昭武帝
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2 |
中山王[2] |
劉曜 |
1年 |
318年 |
漢隠帝
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成漢相国(306年-347年)
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1 |
建寧王 |
李越 |
4年 |
334年-338年 |
邛都公李期 漢昭文帝
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2 |
無 |
董皎 |
9年 |
338年-347年 |
漢昭文帝 漢末主
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後趙相国(319年-351年)
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1 |
汝陰王 |
石琨 |
1年 |
350年-351年 |
新興王石祗
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前燕相国(337年-370年)
|
1 |
武平匡侯 |
封奕 |
4年 |
348年-352年 |
前燕景昭帝
|
後秦相国(384年-417年)
|
1 |
蜀王 |
譙縦 |
4年 |
409年-413年 |
後秦文桓帝
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西秦相国(385年-431年)
|
1 |
無 |
翟勍 |
5年 |
412年-417年 |
西秦文昭王
|
2 |
無 |
乞伏元基 |
不詳 |
428年-429年後 |
乞伏暮末
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丞相
『晋書』巻一百一・載記第一より:「(元熙元年)置百官,以劉宣為丞相,崔游為御史大夫,劉宏為太尉,其餘拜授各有差。」
附:国相
『晋書』巻一百九・載記第九より:「(晋咸康三年)以封奕為国相……」
代 |
爵位 |
姓名 |
在位年数 |
在位期間 |
君主
|
前燕国相(337年-370年)
|
1 |
武平匡侯 |
封奕 |
11年 |
337年-348年 |
前燕文明帝
|
脚注
- ^ a b 318年に漢国の皇帝として即位。
- ^ a b 318年に趙国の皇帝として即位。
- ^ 347年に推戴され皇帝に即位。
- ^ 334年に後趙の皇帝に即位。
- ^ a b c 349年に後趙皇帝に即位。
- ^ 東晋に入り高陵郡公に封じられ、384年後秦にて景元帝の尊号を追贈された。
- ^ 351年に東海王に封じられ、354年魏(敬武)王、357年文桓帝を追贈された。
- ^ 394年に梁王に封じられた。
- ^ 384年、後燕皇帝に即位。
- ^ 398年に南燕皇帝に即位。
関連
参考文献
- 『晋書』
- 『資治通鑑』
- 万斯同『歴代史表』
- 『二十五史補編』