北野駅 (東京都)
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "北野駅" 東京都 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年12月) |
北野駅(きたのえき)は、東京都八王子市打越町にある、京王電鉄の駅である。京王西管区所属[1]。駅番号はKO33。
京王線と高尾線の分岐駅である。
歴史
年表
駅名の由来
近隣の地名から。地名の由来は「北野天満社」があることによる。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅であり、すべての営業列車が停車する京王線の主要駅である。ホームは3階、改札口および駅事務室は2階にある。京王線と高尾線は当駅の西側で平面交差している。そのため、高尾線からの列車が入線中は京王八王子行の列車は発車できない(その逆も同様に、京王八王子行出発中の高尾線からの入線も不可)。
高尾線下り列車は、全日早朝の一本及び夜間帯の数本が高尾行以外は基本高尾山口行である。高尾線内には待避駅がないため、当駅を発車した高尾山口行の列車は列車種別に関係なくそのまま高尾山口駅まで先に到着する。ほぼすべての列車が新宿 - 京王八王子・高尾山口間を直通して運転しているが、車庫のある高幡不動始発・終着の列車も比較的多い。ただ、高尾線内の区間列車は早朝と深夜の数本のみである。また、当駅には引き上げ線がないため、折り返し列車は、4番線に入線し客扱い終了後、上り本線上まで入換し、長沼駅寄りに設置されている片渡り線を用いて下り線へ転線し、京王八王子行または高尾山口行となる(高尾線初電は直接1番線に入線する)。
かつて平日日中に京王八王子発着の特急(当駅は通過)が運転されていた時期は、高尾山口発着の各停と接続するために当駅 - 京王八王子間の区間列車が多数設定されていた。
バリアフリー対応昇降設備として、ホームと改札階を連絡するエスカレーター・エレベーターと、改札階と地上部を連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。トイレは2階改札内にあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」を併設している。2008年春に改修工事が行われた。
のりば
- 平日朝ラッシュ時など一部列車を除き、特急・急行・快速・各停の緩急接続が終日に亘り行われている。
- 下り線は一部列車を除き、高尾山口行と京王八王子行の相互接続が図られている(先着列車が後続列車を待ち合わせる)。主に1番線は高尾山口行の列車に、2番線は京王八王子行の列車に使用されている。これにより、双方の同時発車が可能である。但し、土休日に設定されている都営新宿線からの急行高尾山口行は2番線から発車する。
- 上り線は配線上3・4番線への同時到着は出来ない。緩急接続では始発駅や入線順序に関係無く、3番線が特急・急行に、4番線が当駅止まりや快速・各停に使用されている。
- 10両編成1本の夜間滞泊が設定されている(深夜に京王八王子駅より回送、翌朝の北野始発各停京王線新宿行に使用される)。
運転番線 |
営業番線 |
ホーム |
高幡不動・新宿方面着発 |
京王八王子方面着発 |
高尾山口方面着発 |
備考
|
1 |
1 |
10両分 |
到着・出発可 |
出発可 |
到着・出発可 |
下り副本線
|
2 |
2 |
10両分 |
到着・出発可 |
出発可 |
出発可 |
下り主本線
|
3 |
3 |
10両分 |
出発可 |
到着可 |
到着可 |
上り主本線
|
4 |
4 |
10両分 |
出発可 |
到着可 |
到着可 |
上り副本線
|
-
-
駅構内(2019年2月)
-
改装前の駅舎(2008年3月)
-
利用状況
2023年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は20,230人である[京王 1]。
以前はハイキングコースとなっていた野猿峠への玄関口であったが、周辺の宅地開発により、乗降人員は年々増加を続けている。
近年の1日平均乗降・'乗車'人員の推移は以下の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員[14]
年度
|
1日平均 乗降人員[15]
|
1日平均 乗車人員[16]
|
出典
|
1955年(昭和30年)
|
1,122
|
|
|
1960年(昭和35年)
|
1,892
|
|
|
1965年(昭和40年)
|
3,834
|
|
|
1967年(昭和42年)
|
[注釈 1]4,344
|
|
|
1970年(昭和45年)
|
5,876
|
|
|
1975年(昭和50年)
|
8,116
|
|
|
1980年(昭和55年)
|
15,936
|
|
|
1985年(昭和60年)
|
17,720
|
|
|
1990年(平成02年)
|
19,381
|
9,351
|
[* 1]
|
1991年(平成03年)
|
|
9,615
|
[* 2]
|
1992年(平成04年)
|
|
9,671
|
[* 3]
|
1993年(平成05年)
|
|
9,858
|
[* 4]
|
1994年(平成06年)
|
|
9,868
|
[* 5]
|
1995年(平成07年)
|
20,545
|
10,008
|
[* 6]
|
1996年(平成08年)
|
|
10,068
|
[* 7]
|
1997年(平成09年)
|
|
9,907
|
[* 8]
|
1998年(平成10年)
|
|
10,178
|
[* 9]
|
1999年(平成11年)
|
|
10,025
|
[* 10]
|
2000年(平成12年)
|
20,265
|
9,915
|
[* 11]
|
2001年(平成13年)
|
[11]20,668
|
10,164
|
[* 12]
|
2002年(平成14年)
|
|
10,255
|
[* 13]
|
2003年(平成15年)
|
21,128
|
10,383
|
[* 14]
|
2004年(平成16年)
|
21,056
|
10,392
|
[* 15]
|
2005年(平成17年)
|
21,469
|
10,493
|
[* 16]
|
2006年(平成18年)
|
21,771
|
10,510
|
[* 17]
|
2007年(平成19年)
|
22,564
|
11,079
|
[* 18]
|
2008年(平成20年)
|
22,812
|
14,134
|
[* 19]
|
2009年(平成21年)
|
22,510
|
11,115
|
[* 20]
|
2010年(平成22年)
|
22,530
|
11,148
|
[* 21]
|
2011年(平成23年)
|
22,145
|
10,978
|
[* 22]
|
2012年(平成24年)
|
22,186
|
11,008
|
[* 23]
|
2013年(平成25年)
|
[11]22,440
|
11,142
|
[* 24]
|
2014年(平成26年)
|
22,081
|
10,959
|
[* 25]
|
2015年(平成27年)
|
22,357
|
11,074
|
[* 26]
|
2016年(平成28年)
|
22,645
|
11,238
|
[* 27]
|
2017年(平成29年)
|
23,011
|
11,416
|
[* 28]
|
2018年(平成30年)
|
23,099
|
11,468
|
[* 29]
|
2019年(令和元年)
|
23,006
|
11,413
|
[* 30]
|
2020年(令和02年)
|
16,924
|
8,419
|
[* 31]
|
2021年(令和03年)
|
[京王 2]18,307
|
9,173
|
[* 32]
|
2022年(令和04年)
|
[京王 3]19,438
|
9,745
|
[* 33]
|
2023年(令和05年)
|
[京王 1]20,230
|
|
|
駅周辺
駅周辺は八王子市南部の市街地であり、基本的には新興住宅地である。
バス路線
京王バスの一般路線と八王子市コミュニティバス「はちバス」が発着する。一般路線の詳細は京王バス・南大沢営業所を参照。
北口
- 1番乗り場
- [北10] 北野台五丁目・片倉台経由 西武北野台行
- 2番乗り場
- [北05・八65] 公園前経由 片倉台行
- [八69] 公園前経由 八王子みなみ野駅行(深夜バスがあったが2021年4月1日ダイヤ改正で廃止。)
- 3番乗り場
- [北22] 南陽台経由 東京薬科大学行
- [北03・八60] 殿ヶ谷戸経由 南大沢駅行(深夜バスあり)
- [八61] 中山経由 南大沢駅行 [南口より朝7時台に一便北04が発車する]
- [八63] 中山経由 由木折返場行(平日日中のみ)
- はちバス(八王子市・西東京バス委託)
南口
- 0番乗り場(平日始発 - 9時頃まで使用。それ以降は北口より発車。)
- [北06] 公園前経由 八王子みなみ野駅行
- [北10] 北野台五丁目、片倉台経由 西武北野台行
- [北21] 南陽台経由 東京薬科大学行
- [北09] 京王堀之内駅行
- [北04] 中山経由 南大沢駅行
- 1番乗り場
- [八60・61・63・65・69] 八王子駅南口行(深夜バスがあったが2021年4月1日ダイヤ改正で廃止。)
- [北03・05・09・22] 北野駅北口行(深夜バスがあったが2021年4月1日ダイヤ改正で廃止。)
- はちバス(八王子市・西東京バス委託)
付記
- 駅周辺は、八王子市および八王子警察署の「違法駐車取り締まり重点地域」に指定されている。
- 高架化前は2面2線の京王線ホームと、その京王八王子方面ホームの端に高尾線折返し用ホームが1線ある2面3線構造であった[17]。また、2つのホームは構内踏切で結ばれていた[17]。
- 高架化当初は当駅構内が単線で、1番線が下り(京王八王子・高尾山口方面)、2番線が上り(新宿方面)乗り場であったが、2番線は下り特急も通過していた。そのため2番線には両方向より通過列車が来る旨の注意書きがあった。
隣の駅
- 京王電鉄
京王線
- ■特急・■急行
- 高幡不動駅 (KO29) - 北野駅 (KO33) - 京王八王子駅 (KO34)
- ■区間急行(上りのみ運転)・■快速(当駅 - 京王八王子間での定期列車の設定なし)・■各駅停車
- 長沼駅 (KO32) - 北野駅 (KO33) - 京王八王子駅 (KO34)
高尾線
- ■急行(高尾線急行は平日上り朝3本のみ)
- 高幡不動駅(京王線)(KO29) ← 北野駅 (KO33) ← めじろ台駅 (KO50)
- ■特急(京王片倉方当駅より各駅に停車)
- 高幡不動駅(京王線)(KO29) - 北野駅 (KO33) - 京王片倉駅 (KO48)
- ■区間急行(高尾線での定期列車の設定なし)・■快速(平日下りのみ運転)・■各駅停車
- 長沼駅(京王線)(KO32) - 北野駅 (KO33) - 京王片倉駅 (KO48)
脚注
注釈
出典
利用状況に関する資料
- 京王電鉄の1日平均利用客数
- 東京都統計年鑑
関連項目
外部リンク
|
|