劇団はえぎわ

劇団はえぎわ(げきだん はえぎわ)は、日本の劇団ノゾエ征爾主宰。1999年にノゾエ征爾、井内ミワク、サトヲ実りんを中心に始動。2001年に劇団化。全作品の作・演出をノゾエ征爾が手がけている。2010年1月上演の作品『春々』が第55回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート、2011年7月上演の作品『◯◯トアル風景』が第56回岸田國士戯曲賞を受賞。

略歴

1999年、青山学院大学在学中だったノゾエ征爾が、ENBUゼミ松尾スズキゼミを修了後、井内ミワクらと前身となるユニットを結成。その後、町田、鈴らが加わり2001年に正式に劇団化した。 劇団名の由来は「生え際」からで、「一般的に(主に男性ですが)、生え際は後退します。後退したのち、頭部が光ります。つまり、のちのち光る。つまり“大器晩成”」[1]という願いが込められている。

所属俳優

主な上演作品

  • 第 1 回公演 「痙攣スルのであって」神楽坂DIE PRATZE(1999年5月)
  • 第 2 回公演 「人肌と花汁」神楽坂DIE PRATZE(1999年8月)
  • 第 3 回公演 「ラ ブルージーンズ〜愛青人〜」中野スタジオあくとれ(1999年12月)
  • 第 4 回公演 「ノーミソスープ」キッドアイラックホール(2000年6月)
  • 第 5 回公演 「愛染スキャット〜己の素敵には限度がある〜」キッドアイラックホール(2000年12月)
  • 第 6 回公演 「波打ち際の乳房」中野ウエストエンドスタジオ(2001年4月)
  • 第 7 回公演 「愛撫 涙ながら」中野ウエストエンドスタジオ(2001年11月)
  • 第 8 回公演 「Mジャクソンの接吻〜Michael' s Deep chuu-chuu」中野ウエストエンドスタジオ(2002年3月)
  • 第 9 回公演 「美〜近眼娘ノぶ厚い唇」中野ウエストエンドスタジオ(2002年8月)
  • 第10回公演 「溺愛ブギーギャル」こまばアゴラ劇場(2003年3月)
  • 第11回公演  真夏の一発公演「赤〜レッドツェペリン1錠〜」下北沢駅前劇場(2003年8月)
  • 第12回公演 「漁の母 父の歌」明石スタジオ(2003年11月)
  • 第13回公演 「フラッシュアーアー恋せよ乙女」シアター風姿花伝(2004年3月)
  • 第14回公演 「7up ラビンユー」下北沢OFFOFFシアター(2004年9月)
  • 第15回公演 「サティスファクション〜完璧なる肉食〜」渋谷SPACE EDGE/笹塚ファクトリー(2005年5月)
  • 第16回公演 「Mジャクソンの接吻〜Michael' s Deep chuu-chuu(再演)」下北沢ザ・スズナリ(2005年10月)
  • 第17回公演 「スカタン、或いは」下北沢ザ・スズナリ(2006年10月)
  • 第18回公演 「バター」下北沢ザ・スズナリ(2007年8月) 
  • 第19回公演 「勝、新」下北沢ザ・スズナリ(2008年1月)
  • 第20回公演 「寿、命。ぴよ kotobuki,inoti.piyo」下北沢ザ・スズナリ(2009年2月)
  • 第21回公演 「春々 harubaru 〜ハスムカイのシャレ〜」下北沢ザ・スズナリ(2010年1月)
  • 第22回公演 「ガラパコスパコス 〜進化してんのかしてないのか〜」こまばアゴラ劇場(2010年12月)
  • 第23回公演 「○○トアル風景」下北沢ザ・スズナリ(2011年7月)
  • 第24回公演 「I'm (w)here」 下北沢ザ・スズナリ(2012年5月)
  • 第25回公演 「ライフスタイル体操第一」三鷹市芸術文化センター 星のホール(2012年9月)
  • 第26回公演 「ガラパコスパコス 〜進化してんのかしてないのか〜(再演)」三鷹市芸術文化センター 星のホール(2013年8月)
  • 第27回公演 「ハエのように舞い 牛は笑う」東京芸術劇場シアターイースト(2014年8月)

脚注

  1. ^ 旗揚げ10周年記念パンフレットの「ご挨拶」より

出典・外部リンク

公式サイト

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