初田悦子(はつた えつこ、1979年2月6日 - )は日本の女性歌手・主婦。大阪府出身。所属レーベルはSME Records。所属事務所はPrana。
概要
歌手であり、2人の女児を持つ母。初田の母はシャンソン歌手[1]、姉も同じくシャンソン歌手の岩本さつき[2]。遠縁には詩人の中原中也がいるとされる[3]。音楽プロデューサーは鎌田雅人。
略歴
幼少期よりピアノで遊びながら音楽に触れる。3歳の頃に母の教えによりピアノとソルフェージュを習う。
1997年、大阪市港区にある複合施設ORC200が主催、ヤマハ音楽振興会が協賛する『第1回ヴォーカルクイーンコンテスト』に出場。小林明子の「恋におちて -Fall in love-」を歌唱(この回のティーンズ部門の優勝者は当時14歳の大塚愛)。この出場を機に本格的に歌手を目指すようになり、大阪府・兵庫県を拠点にライブハウスで音楽活動を行うかたわら、様々な音楽コンテストに出場する。
2003年、24歳の時に結婚。翌年長女を出産、以降主婦業に専念する。のちに離婚。
2007年、再度歌手としてライブを再開。この頃、家族でカラオケに行った際、カラオケの冊子に掲載されていた日本テレビ系『歌スタ!!』の応募ページを見たことをきっかけに同番組へ応募。7月に番組内でJourneyの「Open Arms」、追試でMISIAの「つつみ込むように…」を歌唱するも不合格となった。12月の「りべんじオーディション(敗者復活戦)」で荒井由実の「翳りゆく部屋」を歌唱し、ウタイビトハンター(審査員)として番組に出演していた音楽プロデューサーの鎌田雅人の目に留まる。
2008年夏、番組内で行われた最終プレゼンテーションで楽曲「MOTHER」を歌唱し、合格。SME Recordsからのメジャー・デビューが決定する。デビュー曲は自身で作詞をすることが条件であったため、以降楽曲制作に入る。
2009年1月5日、番組内で特集が組まれる。2月18日、シングル「きみのママより」でSME Recordsよりメジャー・デビューしたが、翌2010年をもって契約終了となった。その後はインディーズにて音楽活動を継続。
2019年、ギタリストのわたなべゆうとの間に子供が授かった事を機に2度目の結婚。翌2020年、次女を出産。
ディスコグラフィー
シングル
- きみのママより(2009年2月18日発売) 規格品番:SECL-751[4]
- きみのママより 作詞:初田悦子・鎌田雅人 作曲・編曲:鎌田雅人
- MOTHER 作詞:大塚利恵 作曲・編曲:鎌田雅人
- きみのママより(オリジナル・カラオケ)
- MOTHER(オリジナル・カラオケ)
- きみのママより(Instrumental)
- MOTHER(Instrumental)
タイアップ
アルバム
- I Hug You(2009年9月30日発売) 規格品番:SECL-805[5]
- 上を向いて歩こう
- きみのママより(Hug ver.)
- 春ある国に生まれ来て
- SINCERE
- パパにラブレター
- パパとあなたの影ぼうし
- 星のピカリ☆
- 翳りゆく部屋
- 生きてこそ
- 虹の地球
- 光
- 夢で逢いましょう
外部リンク
脚注
出典