出口 佳努(でぐち かつと、1962年(昭和37年)6月23日- )は、日本の海上自衛官。第46代佐世保地方総監。
1990年代以降、自衛隊の将官については防衛大学校出身者が大多数を占め、残りの一般大学出身者についても旧帝国大学出身であることが多い中、いずれにもあてはまらない希有な人物である[1]。
略歴
大阪府出身。大阪府立三国丘高等学校、岡山大学法学部を卒業し、海上自衛隊に幹部候補生として入隊。
職種は航空用兵幹部(固定翼哨戒機P-3C:戦術航空士)[要出典]。
入隊後は主に航空部隊や海上幕僚監部等で勤務したのち、佐世保地方総監部幕僚長、統合幕僚学校長の要職を歴任し、第41代海上幕僚副長を経て、2020年(令和2年)8月25日付けで第46代佐世保地方総監に任命された。[2]
年譜
出典
- 防衛省人事発令(2008~2010 1佐人事)(2011~2016将補人事) (2016~2020将人事)
脚注
- ^ 1980年代前半までの将官は、大半が旧日本軍出身者あるいは内務官僚(警察官僚)からの転官者[要出典]であった。
1980年代の一時期、旧軍出身者等が定年退官を迎える一方で、防衛大学校出身者は将官に任用される年次に達していなかったため、その間を埋める存在として一般大学出身者が将官に任用された。
- ^ 防衛省発令(将人事)(2020年8月25日付)