円光寺 雅彦(えんこうじ まさひこ、1954年9月16日 - )は、日本の指揮者。
人物・来歴
東京生まれ。桐朋学園大学指揮科卒業[2]。指揮を斎藤秀雄、ピアノを井口愛子に師事[3]。1980年、ウィーン国立音楽大学に留学、オトマール・スウィトナーに師事[2]。
東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者を経て、1986年より1991年まで同楽団指揮者[2]。
1989年より1999年まで、仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者を務め[3]、ブラームスの交響曲第1番などの録音を残す。
1998年より2001年まで、札幌交響楽団正指揮者。
2011年より2019年まで、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者[2]。
NHK交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団など日本各地のオーケストラに客演[2]。レパートリーも幅広く、名曲やトークを交えた演奏会も数多く任されている。
海外では、プラハ交響楽団、BBCウェールズ交響楽団、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演[2]。
脚注
出典
参考文献
- ONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』音楽之友社、2010年。
- 公益財団法人 札幌交響楽団 編『札幌交響楽団50年史 1961-2011』2011年。