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この項目では、映画プロデューサーについて記述しています。財務官僚の同名の人物については「佐藤正之 (財務官僚)」をご覧ください。 |
佐藤 正之(さとう まさゆき、1918年2月28日 - 1996年12月16日)は、日本の演劇・映画プロデューサー。妻は女優の菅井きん。北海道小樽市生まれ。
来歴・人物
明治学院大学卒業。1942年、満州映画協会脚本部に入社後、現地で応召[1]。シベリア抑留後の1948年に帰国。
1948年俳優座に入団、主に舞台や映画の企画、製作に携わる[1]。映画部長となり、仲代達矢を育てる。1968年俳優座映画放送設立とともに社長に就任[1]。俳優座映画放送は1985年、俳優座から独立し「仕事」に社名を変更した。
1991年、日本映画テレビプロデューサー協会会長となる[1]。
代表作に、佐分利信監督「広場の孤独」、森川時久監督「若者たち」、小林正樹監督「いのちぼうにふろう」、野村芳太郎監督「砂の器」、村野鐵太郎監督「月山」、五社英雄監督「鬼龍院花子の生涯」、「陽暉楼(企画)」、熊井啓監督「深い河」など。
脚注
- ^ a b c d e 日外アソシエーツ現代人物情報
- ^ 「長年の苦労報われて… 喜びの秋の叙勲受章者(都内関係、敬称略)」『読売新聞』1991年11月3日朝刊
出典
関連項目
外部リンク