伊達 村嘉(だて むらよし)は、江戸時代中期の陸奥国仙台藩一門・宮床伊達家5代当主。通称は肥前、出羽、対馬。
略歴
延享2年(1745年)10月28日、一門の宮床邑主・伊達村茂の子として仙台にて誕生。幼名は喜代之助。初名は実延。
寛延2年(1749年)9月16日父・村茂が死去し、27日に家督を相続し宮床邑主となる。宝暦3年(1753年)4月、藩主・伊達宗村に初めて拝謁する。7月、藩主・宗村の面前で元服、一文字拝領し「村嘉」と名乗る。子が無く実弟・村頼を養子とするも早世。明和8年(1771年)一門伊達村敏の子大四郎(村烈)を養子とする。
安永4年(1776年)12月12日死去。享年28。家督は養子・村烈が相続した。
系譜
参考文献