伊東 長之(いとう ながゆき)は、江戸時代後期の備中国岡田藩の世嗣。通称は外記、主税。
8代藩主・伊東長寛の十一男として誕生。初名は長守。子に松平忠武らあり。
天保元年(1830年)8月、兄で岡田藩世嗣だった長禎が早世したため嫡子となる。しかし、病弱を理由として天保15年(1844年)8月4日に廃嫡された。代わって、長禎の長男で甥にあたる長裕が嫡子となった。
文久4年(1864年)に61歳で死去した。
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