仁村 有志(にむら ゆうじ)はイラストレーター・原画家・同人作家である。
主に美少女ゲームの原画とライトノベルの挿絵を担当している。アダルトゲームブランドのALcotの作品を多く手がけている。
ペンネームの由来は、「仁村」がゲームのキャラクターからで、「有志」は牛を自画像によく使っているので、「牛→うし→有志(u shi)」という連想から[1][2]。
経歴
高校生になるまではほとんどアニメ・漫画に触れずにいたが、ゲームだけは子供の頃からやっていた[1]。絵を描き始めたのは高校生からである[1][2]。一度はプログラマ・SEとして就職をしたが、ネットにイラストをアップしているうちに同人活動・商業活動に自然と移行していった[1]。2001年の月陽炎にて商業作品での原画家デビューを果たした。
作風
絵を描き始めた頃は伊東岳彦の絵の模写を繰り返し行っていた[1][2]。他に魔夜峰央のギャグセンスに注目している[2]。
絵を描くときのこだわりとして、「微妙」と思われないような表情にすることに気をつけている[1]。このためには、構図から描き直すこともある[1]。女の子らしい仕草にもこだわっており、力を入れ過ぎてスランプに陥ることもある[2]。
作品リスト
アダルトゲーム
すたじおみりす
ALcot
一般ゲーム
- 2004年8月26日 Clover Heart's ~looking for happiness~
- 2013年6月27日 鬼ごっこ! Portable
小説
ライトノベル
ジュブナイルポルノ
ビジュアルファンブック
出典
- ^ a b c d e f g h i コンプティーク 2011年7月号 pp. 268-269.
- ^ a b c d e f g h マジキュー vol. 25 p. 19.
- ^ 有限会社彩牙/ALcot『Clover Heart's ビジュアルファンブック』エンターブレイン、2004年、94頁。ISBN 4-7577-1778-4。
- ^ PUSH!! 2005年1月号 p. 115.
- ^ 有限会社彩牙/ALcot『トリプティック ビジュアルファンブック』笠倉出版社、2006年、74頁。ISBN 4-7730-0323-5。
- ^ DENGEKI HIME 2007年10月号 PP. 94-95.
- ^ TECH GIAN 2008年1月号 pp. 58-63.
- ^ PUSH!! 2009年10月号 p. 118.
- ^ a b “製品情報”. ALcot. 2014年4月29日閲覧。
- ^ 有限会社彩牙/ALcot『中の人などいない! トーキョー・ヒーロー・プロジェクト ビジュアルファンブック』マックス、2013年、129頁。ISBN 978-4-86379-175-6。
- ^ DENGEKI HIME 2014年1月号 pp. 22-29.
- ^ “LOVEREC.”. ALcot. 2016年4月19日閲覧。
- ^ “LOVEREC. -ミニシアターズ-”. ALcot. 2016年4月19日閲覧。
- ^ “盟約のリヴァイアサン”. MF文庫J. 2014年2月5日閲覧。
- ^ “不本意だけどハーレムです。ただしネットに限る”. スニーカー文庫. 2014年2月5日閲覧。
- ^ “『精霊使いの剣舞』シリーズ 担当イラストレーター交代のお知らせ”. メディアファクトリー. 2015年5月9日閲覧。
- ^ a b c “仁村有志”. Books.or.jp. 2014年2月5日閲覧。
- ^ “Clover Day’s アートワークス”. Getchu.com. 2015年1月7日閲覧。
関連項目
外部リンク