二階堂 和美(にかいどう かずみ、1974年2月14日 - )は、日本のシンガーソングライター。広島県大竹市出身[1]。
略歴
父は僧侶、母は教師。自身も浄土真宗本願寺派僧侶の資格を持つ。広島井口高校~山口大学大学院美術教育修了。1998年から2004年まで東京を拠点に活動したが帰郷し、現在は広島県大竹市に在住している[2]。テニスコーツのさやとのユニット、にかさや(ex.にかスープ&さやソース)としても活動。1999年、初のアルバム『にかたま』発表。2006年、アンジェリーナ・ジョリー出演の資生堂「インテグレイト」のCMソング、2007年、日産・マーチCMソング「ハミング・スイッチ」を担当した。
2012年、NHK『おかあさんといっしょ』に「ショキ ショキ チョン」を提供[3]。同年、小泉今日子からのオファーで、小泉のアルバム『Koizumi Chansonnier』に2曲を楽曲提供[4][5]。
また、高畑勲監督からの強い要望で[6]、2013年11月公開のスタジオジブリ制作映画『かぐや姫の物語』の主題歌を担当することが同年5月に公表された[7][8][9]、曲名「いのちの記憶」として2013年7月24日にシングルが発売された。
2016年から毎年8月6日、中沢啓治が残した詩を、原爆ドーム対岸の川岸で歌う「広島 愛の川」プロジェクトに参加している[10][11][12]。
2019年1月、中国新聞での連載をまとめた初のエッセイ集「負うて抱えて」を発売[13]。
夫はCINEMA dub MONKSのウッドベースのガンジー西垣。
作品
アルバム
その他のアルバム
その他の作品(二階堂和美+モユニジュモ)
- live08/feb/2003 (2003/09/29、MORO-001、MOROHEIYA RECORDS) - モユニジュモ(イルリメ)との共作アルバム
その他の作品(にかスープ&さやソース、にかさや)
- イビヤー (2005/12/14、HEADZ-62、HEADZ / ontonson) - アルバム、にかスープ&さやソース名義
- Harmonies (2008/5/7、HEADZ / ontonson) - にかスープ&さやソースのドキュメンタリーDVD
- ワンサマーハイム (2009/11/9、Someone Good) - アルバム、にかさや名義
参加作品
- cinq / Sketch (2002.04.25 CXCA-1094 / ミディ・クリエイティブ)
- lakeside / a cassette tail(2002.05.31 MFT-3 / MusicForTapes)
- 文藝ミュージシャンの勃興〜詩人たちの歌 vol.1〜 (2002.11.27 PSCR-6088 / スペシャル)
- 1.おいしい音楽 / 岩見十夢
- イルリメ / 流星より愛をこめて(2003.01.31 SPCD-005 / SPOTLIGHT)
- moools (2003.11.12 TLCA-1010 / リトルモアレコーズ)
- ニーハオ! / RED (2004 UOCA-1016 / UMMO Records)
- cinq / day off (2004 CXCA-1157 / ミディ クリエイティブ)
- SPDILL(スピードメータ&イルリメ) / How to feel the empty hours? (2004.09.02 DDCZ-1071 BUXOM)
- 3.日向月 feat.二階堂和美
- 7.Tortoise Brand Pot Cleaner's Theme
テレビ出演
ラジオ出演
著書
出典・脚注
関連項目
- イルリメ - 『live08/feb/2003』で共演、『二階堂和美のアルバム』『ハミング・スイッチ』をプロデュース
- テニスコーツ - 『イビヤー』『ワンサマーハイム』でテニスコーツのさやと共演
外部リンク