二木 昭人(ふたき あきと、1954年[1] - )は、日本の数学者。学位は、理学博士(東京大学)。東京工業大学名誉教授[2]。専門分野は微分幾何学。ケーラー・アインシュタイン計量の存在に関する二木不変量の構成で知られる。千葉大学を経て、東京工業大学助教授、教授、東京大学教授を歴任。日本数学会の「幾何学賞」「秋季賞」を受賞。
経歴
主な著作
学位論文
著書・訳書
解説
- 「ケーラー幾何と積分不変量」『数学』第44巻第1号、1992年、44-56頁。
- 「微分幾何とディラク作用素」『数理科学』第42巻第4号、2004年、53-59頁。
- 「ヤウの仕事」『数学セミナー』第43巻第9号、2004年9月、28-32頁。
- 二木昭人、小野肇「Einstein計量とGIT安定性」『数学』第60巻第2号、2008年、175-202頁。
- 「何故かいま佐々木多様体」『数理科学』第49巻第4号、2011年、45-50頁。
脚注
注釈
- ^ 授賞理由 - ケーラー・アインシュタイン計量の存在に関する二木不変量の発見[8]
- ^ 授賞理由 - 二木不変量によるアインシュタイン計量の研究[11]
出典
参考文献
外部リンク