中村 可近(なかむら かきん)は、戦国時代の武将。阿波大西城主。初名は大学。官位は若狭守。
生涯
父は徳島藩祖である蜂須賀家政に仕えた中村重勝。母は益田氏の娘である愛子。
1614年(慶長19年)に父の重勝が本町橋の夜襲戦で戦死したため、家督を継ぐ。高5千5百石、後に高2千石加増となる。父に代わり大西城代となる。
1644年(正保元年)11月26日、52歳で没する。墓所は徳島県三好市にある桂林寺。
脚注
- ^ “中村勘三郎さんが三好市へ先祖の墓参り”. 三好市 (2009年5月). 2017年11月10日閲覧。
参考文献
- 中山義純・牛田義文訳注『訳注 阿淡藩翰譜〔徳島藩・上級家臣録〕』(上田家文書)