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1933年生の脚本家の「中村努」とは異なります。 |
中村 努(なかむら つとむ)は、日本の地理学者。中京大学教養教育研究院准教授。兵庫県出身[1]。
人物
東京大学大学院での指導教授は荒井良雄[2]。専攻は経済地理学、社会経済地理学。研究領域は、医療提供体制、医薬品流通、災害時の救援物資供給に関する経済地理学からの分析[3]。情報化の進展が商品流通にどの様な変化をもたらすのかを、物流・ロジスティクスの要素も取り入れた視点[1]で経済地理学の研究を行っている。
経歴
所属学会
著書
単著
共著
分担執筆
論文
- 「離島の医療再編による日常生活圏域のケアへの影響―長崎県新上五島町を事例として―」(「季刊地理学」東北地理学会、2018年)
- 「長崎県における医療情報システムの普及過程」(「地理学評論」、日本地理学会、2017年)
- 「台湾における医療供給体制と公平性の確保に向けた政府の役割」(「経済地理学会年報」、経済地理学会、2016年)
- 「高知県高知市における街路市の展開と流通システムの空間特性」(「E-journal GEO」、日本地理学会、2016年)
- 「インターネットを活用した地域医療連携システムの構築と普及―北海道道南地域の事例」(「地理科学」、地理科学学会、2013年)
- 「ICTを活用した医薬品流通システムの構築過程―川崎市北部の事例」」(「地理学評論」、日本地理学会、2013年)
- 「離島における医薬品流通システムと医薬品卸の役割―長崎県五島列島の事例」(「季刊地理学」、東北地理学会、2011年)
- 「東北地方における医薬品卸の情報化対応」(「季刊地理学」、東北地理学会、2003年)
他多数
学会発表
- 「医療供給体制における情報化の受容過程に関する地理学的研究」 (日本地理学会、2012年)
- 「地域医療連携におけるICT利用の空間性」 (日本地理学会、2012年)
- 「欧州における医薬品直販体制の構築と流通業者の行動変容」 (日本地理学会、2011年)
- 「医薬品卸売業のビジネスモデルと空間的展開―日米比較研究」(日本地理学会、2009年)
- 「富山県における製薬企業の物流共同化の展開」(日本地理学会、2008年)
他多数
雑誌連載
- 「海外医薬品流通からのメッセージ(中国編)」(「月刊ミクス : 医薬マーケティング総合誌」、2013年)[4]
- 「東日本大震災で分かった医薬品ロジスティクスの成果と課題」(「月刊ミクス : 医薬マーケティング総合誌」、2011年)[4]
- 「海外医薬品流通からのメッセージ(欧州編)」(「月刊ミクス : 医薬マーケティング総合誌」、2011年)[4]
- 「海外医薬品流通からのメッセージ(総合編)」(「月刊ミクス : 医薬マーケティング総合誌」、2010年)[4]
- 「海外医薬品流通からのメッセージ(米国編)」(「月刊ミクス : 医薬マーケティング総合誌」、2009年)[4]
他多数
公的な職務(過去のものを含む)
- 「少子高齢化と地域問題研究グループ」発起人(日本地理学会)
- 「サービス化と流通の地理学研究グループ」発起人(日本地理学会)
- 「こども大学」プロジェクト 講師(埼玉県教育委員会)[5]
他
受賞
- 2015年度 学校図書館出版賞(分担執筆「日本のすがた〈4〉中部地方 (帝国書院地理シリーズ)」)
参考文献
脚注
外部リンク