並木(なみき)は、茨城県つくば市の町名である。
現行行政地名は並木一丁目から並木四丁目。郵便番号は305-0044。
地理
つくば市の東部に位置し、筑波研究学園都市研究学園地区南部に位置する。一丁目は全域が研究施設、二丁目~四丁目は公務員宿舎(半分以上が現在解体された。)や住宅街となっている。また、四丁目には松永安光・近代建築研究所によって設計された桜南児童館がある[3]。
一丁目には物質・材料研究機構、機械技術研究所、二丁目には市立並木小学校、並木公園、三丁目には市立並木中学校、四丁目にはつくば市役所並木出張所、桜並木郵便局、県立並木中等教育学校(県立並木高等学校)がある。
東は大角豆(ささぎ)、西は梅園・東・千現、南は下広岡、北は倉掛と接している。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば並木2丁目1番3の地点で8万8300円/m2となっている。[4]
歴史
沿革
- 1977年(昭和52年) 新治郡桜村並木二 - 四丁目を新設。
- 1978年(昭和53年) 新治郡桜村並木一丁目を新設。
- 1987年(昭和62年) 桜村が筑波郡大穂町、谷田部町、豊里町と合併、市制施行により、つくば市並木一丁目 - 四丁目となる。
町名の変遷
実施後
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実施年月日
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実施前(各大字ともその一部)
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並木一丁目
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1978年(昭和53年)2月10日
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大字大角豆字京塚・字宮前・字三本松・字境山・字ミノワ・字並木・字岡山[5]
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1978年(昭和53年)12月26日
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大字大角豆字並木・字岡山[6]
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並木二丁目
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1977年(昭和52年)10月18日
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大字大角豆字島前・字八ノ久保[7]
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1978年(昭和53年)12月26日
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大字大角豆字小谷ツ・字京塚・字並木・字岡山[6]
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1984年(昭和59年)7月3日
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大字大角豆字八ノ久保・字大久保・字山下・字中根・字小谷ツ・字三角原・字三角・字並木・字岡山[8]
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並木三丁目
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1977年(昭和52年)10月18日
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大字大角豆字野口・字野口前・字地蔵堂・字中ノ内・字平代・字堀の内・字西タレ・字山下・字廻田・字柳町・字八の久保[7]
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1984年(昭和59年)7月3日
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大字大角豆字廻田・字廻り田・字野口前・字十三塚・字鹿島・字八ノ久保・字大久保[8]
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並木四丁目
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1977年(昭和52年)10月18日
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大字大角豆字廻田[7]
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1978年(昭和53年)12月26日
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大字大角豆字並木・字名浜・字谷山[6]
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1984年(昭和59年)7月3日
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大字大角豆字廻田・字廻り田・字野口前・字十三塚・字鹿島・字八ノ久保・字大久保・字山下・字並木・字名兵・字岡山[8]
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世帯数と人口
2017年(平成29年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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並木2丁目
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591世帯
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1,785人
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並木3丁目
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822世帯
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2,151人
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並木4丁目
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553世帯
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1,459人
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計
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1,966世帯
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5,395人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
丁目 |
番地 |
小学校 |
中学校
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一丁目 |
全域 |
並木小学校 |
並木中学校
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二丁目 |
全域
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三丁目 |
2番地 - 5番地の500棟台及び600棟台
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10番地 - 26番地及び700棟台 |
桜南小学校
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四丁目 |
400棟台 |
並木小学校
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12 - 17番地800棟台及び900棟台 |
桜南小学校
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施設
脚注
- ^ a b “平成29年度行政区別人口表”. つくば市 (2017年8月9日). 2017年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 知的な田園都市の生活マガジン つくばスタイル(枻出版社)
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 茨城県報 号外 昭和53年2月9日 - 茨城県告示第141号より
- ^ a b c 茨城県報 号外(2) 昭和53年12月25日 - 茨城県告示第1475号より
- ^ a b c 茨城県報 第6572号 昭和52年10月17日 - 茨城県告示第1118号より
- ^ a b c 茨城県報 号外第146号 昭和59年7月2日 - 茨城県告示第916号より
関連項目