両磐酒造株式会社(りょうばんしゅぞう)は、岩手県一関市に本社を置く日本酒の蔵元。2024年(令和6年)7月末での酒類事業の終了を発表した[1][2]。
概要
戦時下の企業統制により、1944年(昭和19年)に西磐井と東磐井の酒屋16店が企業合同して発足した[2]。1952年(昭和27年)に本社工場建設。
主力銘柄の関山の名は、中尊寺の山号『関山』に因み[3]、冬季限定商品「おっほ~」以外の全てのラインアップを「関山」で構成する。
2019年より、自社工場での生産を休んでおり、委託生産を行っていた[4]。一関市末広1丁目の本社工場跡地はショッピングモールとなっている。
2022年より、平泉工場での仕込みが本格的に始まった[5]。
2024年(令和6年)7月末で酒類事業(製造販売)を終了し、不動産賃貸業に業態転換することになった[2]。
所在地
平泉工場、平泉営業所
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字高田前66-3
銘柄
- 日本酒
- 焼酎
- リキュール
脚注・出典
- ^ “閉店のお知らせ”. 両磐酒造. 2024年7月25日閲覧。
- ^ a b c “一関の両磐酒造、7月末で酒類製造販売を終了”. 岩手日報. 2024年7月25日閲覧。
- ^ 蔵元紹介(両磐酒造株式会社)
- ^ 平成30年10月16日に末広1丁目8番23号から現住所に登記上住所が変更されている
- ^ (前略)松岡社長は「金色の風の仕込みは平泉工場移転後の本格的稼働になる。(中略)」と意気込みを語る。(2022年2月28日 岩手日日 10面『純米大吟醸 出来期待 「金色の風」用い仕込み 両磐酒造平泉工場 作業開始へ祈願祭』)
関連項目
外部リンク