World Customs Organization
![]() |
![世界関税機構本部](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a3/Building_WCO.jpg) |
略称 |
WCO |
---|
設立 |
1953年1月26日 (71年前) (1953-01-26) |
---|
種類 |
政府間組織 |
---|
所在地 |
|
---|
会員数 |
183ヶ国の税関組織 |
---|
公用語 |
英語とフランス語 |
---|
事務局長 |
御厨邦雄(2009年1月 - 現在) |
---|
ウェブサイト |
www.wcoomd.org |
---|
かつての呼び名 |
Customs Co-operation Council (CCC) |
---|
テンプレートを表示 |
世界税関機構(せかいぜいかんきこう、World Customs Organization、WCO)は、1952年に設立された関税制度の調和と簡易化を図る国際機関である。条約上の正式名称は関税協力理事会(Customs Co-operation Council、CCC)であるが、1994年6月以降は世界税関機構(WCO)をワーキングネームとして使用している。本部はベルギーのブリュッセル。事務総局長は御厨邦雄。
概要
1950年12月15日に作成された関税協力理事会を設立する条約に基づき、同条約が発効した1952年11月4日に加盟国17ヵ国により設立。1953年1月26日、第1回総会が開催された(そのため、1月26日は国際税関記念日となった)。2019年8月現在の加盟国・地域は183[1]。
機構及び事務局
最高意思決定機関として総会(年次総会は毎年6月に開催。条約上は年2回であるが実際には、2回分を一度に開催する形で年1回開催)が設けられており、加盟国の税関当局の最高責任者によって構成されている。総会の下には、政策委員会(日本を含む30ヵ国で構成)、財政委員会(日本を含む19ヵ国で構成)、常設技術委員会、統一システム委員会、関税評価技術委員会などが置かれている。
事務局では、事務総局長(現在は御厨邦雄)の下に、関税・貿易局、監視・手続局、キャパシティビルディング局という部局が置かれている。
活動
世界税関機構の主要な活動は次のとおりである[2]。
日本との関係
日本は1964年に加盟。
現在、13名の職員を派遣している[2]。
2007年12月、日本政府は、2008年6月に行われる事務総局長選挙に、WCO事務局次長である御厨邦雄を候補者として推薦[3]。
2008年6月のWCO総会において、御厨が事務総局長に当選、2009年1月1日から就任した(任期は2013年末まで)。
2013年6月のWCO総会において、御厨が事務総局長に再選された(任期は2018年末まで)。
2018年6月のWCO総会において、御厨が事務総局長に三選された(任期は2023年末まで)[4]。
脚注
出典
外部リンク