三遊亭 圓太(さんゆうてい えんた)は、落語の名跡。過去に六人確認されている、三遊派の前座名の一つ。初代三遊亭圓生の門人の初代古今亭志ん生が名乗った経緯もある由緒ある名前。
三遊亭 圓太(さんゆうてい えんた、1932年9月25日 - 2023年9月25日[1])は、群馬県新田郡笠懸村(現・みどり市)出身の落語家。落語芸術協会所属(会友)。本名∶藤生 進。出囃子は『草津節』。
経歴
人物
- 落語よりも色物として「南京玉簾」、「影絵」等をやっていた。
- 1985年の段階で「副業が忙しく」寄席への出演機会が少なかったとされる[4]。三河島で「季節料理、おにぎりの店 円太」を経営していたが[3]、病気のため妻が切り盛りしていた。
- 2020年の落語芸術協会内の香盤の整理により、通常の香盤から外れて「会友」に移行している。
脚注
注釈
出典
- ^ a b “三遊亭圓太 - 協会員プロフィール 故人”. 落語芸術協会 (2024年3月20日). 2024年3月21日閲覧。
- ^ 「桂文治師匠のポストによると、落語芸術協会の三遊亭圓太師匠が亡くなられたとのこと。 ずっと寄席には出られておらず、会友として所属されていました。 おそらく落語芸術協会からもアナウンスがあると思われます。」 / X
- ^ a b 『東京かわら版 2024年2月号』 34ページ。
- ^ 弘文出版『落語』1985年第23号 P16より。
外部リンク