ラホーハ(英語: lahoh、ソマリ語: laxoox, laa-hōh、アラビア語: لحوح)は、ジブチ、ソマリア、イエメン発祥の、パンケーキのようなスポンジ状のパンである[1][2]。イスラエルでも人気がある。移住してきたイエメン・ユダヤ人によってイスラエルにもたらされた[3]。イエメンでは、街路で行商人がよく売っている[4]。
作り方
ラホーハは、ベーキングパウダーの入っていない穀粉、ベーキングパウダー入りの穀粉、お湯、イースト、ひとつまみの塩の生地から作られる。混ぜ合わせたものを柔らかくクリーム状になるまで手でかきまぜ、それから、発酵のために寝かせる[5]。ソルガムは、ラホーハを作る穀粉によい。甘い種類の料理も、卵で作られる種類もある[2]。
ラホーハは伝統的には、ダーウォ(daawo)と呼ばれる金属の円いストーブの上で焼かれる。それがなければ、普通の鍋で焼くこともある。
食べ方
典型的なソマリ風の朝食では、3枚のラホーハが、蜂蜜、ギー、1杯のお茶とともによく食べられる。昼食としては、ラホーハは、カレー、スープ、シチューとともにもときどき食べられる。[2]
関連項目
参考
外部リンク