ヤン・ピエール・ティルセン(Yann Pierre Tiersen, 1970年6月23日 - )は、フランスのミュージシャン、作曲家。ジャン=ピエール・ジュネの映画『アメリ』に楽曲を提供したことで国際的に広く知られている。
ブレストにて、ノルウェーおよびベルギーにルーツを持つ家庭に生まれた[1]。レンヌ、ナント、ブローニュ=シュル=メールにてクラシックの教育を受け、ヴァイオリンとピアノ、作曲を学んだ[2]。
彼の音楽はクラシック音楽、フランスフォークミュージックのような旋律と、ミニマル・ミュージックのような構成とは対照的に、その中で様々な楽器が使われていることなどが特徴である。主にピアノ、ヴァイオリン、アコーディオンがメロディカ、木琴、トイピアノ、オンド・マルトノ、ハープシコード、タイプライターなどの楽器と共に使われる。ショパン、エリック・サティ、フィリップ・グラス、マイケル・ナイマンなどと比較されてきた。
元妻である俳優ナターシャ・レニエとの間に一女がある。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- La Valse des Monstres (1995年)
- Rue des Cascades (1996年)
- Le Phare (1998年)
- L'Absente (2001年)
- Les Retrouvailles (2005年)
- Dust Lane (2010年)
- The Waltz of the Monsters (2012年)
ライヴ・アルバム
サウンドトラック
脚注
外部リンク