「ムーラン・ルージュの歌」(英語: The song from Moulin Rouge)は、1953年にフェリシア・サンダースのヴォーカルをフューチュアしたパーシー・フェイスの演奏盤が全米第1位を獲得した。映画「赤い風車」(1952)の主題歌でジョルジュ・オーリックの作品に当初はフランスのジャック・ラリューのフランス語の歌詞がついたが映画ではウィリアム・エンヴィックの英詩が使用され"Where is your heart"と題された。[1]レコードはパーシー・フェイスの他,マントヴァーニ, ヘンリ・レネ盤がチャートにはいった。[2]
解説
「赤い風車」はホセ・ファーラー,コレット・マルシャン,ザ・ザ・ガボール主演のイギリス映画でフランスの画家ロートレックの生涯を描いた作品でテーマ曲のオリジナル・タイトルは"Le long de la Seine"という。[3]
パーシー・フェイスはこの後,ステレオで再録音して「夏の日の恋」とともにムード音楽の代表作となっている。マントヴァーニの録音もゴールド・ディスクを獲得している。
カバー
カバー録音が多数存在する。[4]
脚注
- ^ アメリカン・ポピュラー,青木啓著, 誠文堂新光社, 1979, p. 275
- ^ Pop memories; 1890-1954、Joel Whitburn, Record Research, c1986, p.583, ISBN 0-89820-083-0
- ^ ムード音楽 浅井英雄著 誠文堂新光社 1979, p.221
- ^ Top pop Album tracks, 1955-1992,by Joel Whitburn, Record Reserch, c1993, p294, ISBN 0-89820-094-6
外部リンク