『ミラノ殺人捜査網』(ミラノさつじんそうさもう、原題:Milano odia: la polizia non può sparare)は、1974年制作のイタリアのクライム映画。ウンベルト・レンツィ監督。日本では劇場未公開。
あらすじ
ミラノの暗黒街の首領マヨーネ一味は銀行強盗を企てるが、手下のサッキのミスで計画は失敗し、サッキは仲間たちにリンチされたあげく、ごみ捨て場に置き去りにされる。
組織から追い出されたサッキは、うだつの上がらないチンピラのカルミネとヴィットリオを誘って、ある犯罪を計画する。それは、地元大企業の社長ポリーノの一人娘マリー・ルーを誘拐して、身代金を奪うというものだった。サッキたちはマリー・ルーがボーイフレンドと車でデートに出かけたところで計画を実行に移し、ボーイフレンドを惨殺して彼女を誘拐する。
グランディ警部はひとりこの事件を追い、サッキへの疑いを深めていく。だがその間にも、サッキの狂暴ぶりはエスカレートしていき、やがて事態は思わぬ展開を迎える。
キャスト
脚注
- ^ a b Curti, Roberto (2013). Italian Crime Filmography, 1968-1980. McFarland. p. 105. ISBN 0786469765
外部リンク