ミュンヘン・バッハ管弦楽団(Münchener Bach-Orchester)は、ドイツ・ミュンヘンを本拠地とするオーケストラである。
1953年にカール・リヒターによりミュンヘン・バッハ合唱団と協演するため設立。J・S・バッハの音楽を演奏することが主な目的で、同地でのコンサートや教会での演奏を行っている。リヒターの死去後は1984年から2001年までハンス=マルティン・シュナイト(現・名誉指揮者)が管弦楽団とミュンヘン・バッハ合唱団の芸術監督を務めた。その後はハンス=イエルク・アルブレヒトが芸術監督を務めている。
レコーディングはほとんどがバッハの作品で、名盤の誉れ高い『マタイ受難曲』などの宗教曲の他、主要管弦楽曲・協奏曲やカンタータ選集がある。しかし最近ではマーラーの『大地の歌』(室内楽版)を録音するなど活動範囲を広めている。
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