『ミクロアドベンチャー! 』(MicroAdventure! )は、東京ディズニーランド にあったアトラクション 。
ディズニー映画『ミクロキッズ 』シリーズをモチーフにした、立体(3D)映像と体感型を融合させたアトラクション。
概要
同アトラクションは1994年、フロリダのウォルトディズニーワールドにあるEPCOTにオープンした『Honey, I Shrunk the Audience 』の日本語版となっている。
アナハイムのディズニーランド、ディズニーランドパリにも『Honey, I Shrunk the Audience』(通常:HISTAと呼ばれる)としてオープンしているが、東京版のみ『ミクロアドベンチャー!』という名称が使用されているのは、映画『Honey, I Shrunk the Kids』の邦題『ミクロキッズ』に倣ったものである。
以前はディズニー・ファストパス 対応アトラクションだったが、待ち時間が減少したため、2009年 4月15日に対象外となった。ただし、ファストパス対象外になった後でもファストパス発券機は設置されており、その名残を実際に見ることができた(ファストパス発券機にカバーをかけている状態であった)。
もともと、『キャプテンEO 』の再演を行うため、2010年 7月1日 から2011年 6月30日 までの期間で一時休演の予定であったが、予想以上の反響があったため運営会社であるオリエンタルランド は2011年5月6日 に『キャプテンEO』をレギュラーアトラクション化すると発表した。これに伴い、『ミクロアドベンチャー!』は2010年5月10日 で終了となった。また、2010年1月現在、すべてのパークで『キャプテンEO』のレギュラー化が発表され、すべての『ミクロアドベンチャー!』や『ミクロ・オーディエンス 』は姿を消した[1] 。
内容
『ミクロキッズ』シリーズで活躍(?)したウェイン・ザリンスキー博士が今年の発明家大賞を受賞することになった。ゲストはイマジネーション研究所 のステージで行われる授賞式に参列者として参加する。授賞式が始まるが、ザリンスキー博士は出てこない。博士の息子であるニックとアダムが別の発明を紹介するが、アダムがペットのネズミをコピー機で大量にコピーして、参列者の足元を走り回ったり、バーチャルペットマシンではネコがライオンになったりと、パニックの連続。ようやくザリンスキー博士が登場しミクロマシンが登場するが、ミクロマシンのレーザー光線がザリンスキー博士の息子ニックと客席に当たり、ミクロサイズにされてしまう大事態が起こる。
博士の妻のダイアンは小さくなったニックと客席を見て卒倒。ニックのペットのヘビも小さくなった客席とニックを飲み込もうと大きく口を開く。アダムは小さくなった客席を持ち上げて玩具にしようとするが、周囲がなだめすかして、どうにか元の場所に戻し、ミクロマシンを逆転させて元の大きさに戻す。
なお、セーフティーゴーグル返却場所で耳を澄ますと、ステージ上の会話が聞こえていた。(公式ガイドより)
観点設定
プレショーのニュース映像で服部真湖 がチャニング会長に新聞を見せる場面で、子供を巨大化させた旨が語られることから『ジャイアント・ベビー (ミクロキッズ2)』の後に設定されている。『ミクロキッズ3 』(Honey, We Shrunk Ourselves )の内容については触れられていないため、前後関係は不明。
なお、『ミクロキッズ3』はオリジナルビデオ で劇場公開はされていない。『ミクロキッズ3』の販売開始は、本アトラクションのオープン1か月前の1997年3月である。
出演
役名(俳優):日本語吹替え声優 の形式で記す。なお、劇場内後列の座席にはヘッドホンが用意されており、原語(英語)と中国語吹き替えを聞く事ができた。
スタッフ
ディレクター: Randall Kleiser
プロデューサー: Thomas G. Smith
エグゼクティブプロデューサー: Steven Keller
ビジュアルエフェクト: Eric Brevig
音楽
来歴
本アトラクションの設置場所では代々、立体映像による映画型アトラクションが上映されていた。
『エターナル・シー 』(開園 - )
『マジック・ジャーニー 』(1985年1月17日 - )
『キャプテンEO 』(1987年3月20日 - 1996年9月1日)
『ミクロアドベンチャー 』(1997年4月15日 - 2010年5月10日)
『キャプテンEO』※再演(2010年7月1日 - 2014年6月30日)
『スティッチ・エンカウンター 』(2015年7月17日 - )
関係事項
脚注・出典
外部リンク