マートン・ロンドン自治区(マートン・ロンドンじちく、英: London Borough of Merton)は、イギリスのロンドン南西部にある自治区。
1963年ロンドン政府法に基づき、かつてはサリー州にあった、ミューニシパル・バラ・オブ・ミッチャム(英語版)、ミューニシパル・バラ・オブ・ウィンブルドン(英語版)、マートン・アンド・モーデン・アーバン・ディストリクト(英語版)が合併して、1965年に設置された。
区内には、テニスのグランドスラムの一つであるウィンブルドン選手権の開催地センターコートがある。
地理
グレーター・ロンドン内では、東側でクロイドン区、西側でキングストン・アポン・テムズ区、南側でサットン区、北側でワンズワース区、北東側でランベス区と接する。
地区
マートン区の商業中心地は、ミッチャム(英語版)、モーデン(英語版)、ウィンブルドンであり、その中でウィンブルドンが最も大きい。このほか、レインズ・パーク(英語版)、コリアーズ・ウッド(英語版)、サウス・ウィンブルドン(英語版)、ウィンブルドン・パーク(英語版)、ポラーズ・ヒル(英語版)などの小さな中心地がある。
経済
ウィンブルドンに、スクウェア・エニックスヨーロッパ本社、ドイツのディスカウントスーパーマーケットであるリドル英国本社などが置かれている。
モスク
2003年、西欧では最大規模となるモスクであるベイトゥル・フトゥ・モスク (Baitul Futuh Mosque) がモールデンに作られた。1万人収容で、運営はアフマディーヤにより行われている。
スポーツ
姉妹都市
関係者
- 出身者
- 居住その他ゆかりある人物
脚注