ポー・エ・デュ・ペイ・ド・ラドゥール大学(フランス語: L'Université de Pau et des Pays de l'Adour, 略称UPPA)は、フランス・アキテーヌ地域圏ピレネー=アトランティック県ポーに本部を置く公立大学。通称ポー大学。1972年にポーに設立されたが、アドゥール川沿いのバイヨンヌ、タルブ、モン=ド=マルサンにもキャンパスが置かれている。
歴史
1947年、Robert PoplawskiとDean Viziozによってポー中心部に法律学校(法学部の前身)が設立された。1972年にはポー・エ・デュ・ペイ・ド・ラドゥール大学が正式な大学として認可された。学生数は約12,000人であり、フランス南西部ではボルドー大学とフェデラル・トゥールーズ・ミディ=ピレネー大学(英語版)に次いで3番目の規模を持つ。
キャンパス
- ポー・キャンパス
- ピレネー=アトランティック県の県都ポーにあるポー・キャンパスはポー大学最大のキャンパスであり、約9,000人の学生を有する。半円形の建物の管理棟に学長室が設置されている。このキャンパスはポー市街地の北部に位置し、市中心部から約20分の距離である。
- ポー・キャンパスには人文科学科、法学科、理学科の3つの学科、工学研究所[1]、国立高等産業工学学校(ENSGTI)[2]、経営管理学校[3]がある。科学に特化した大学図書館、法学・人文科学に特化した大学図書館の2つの図書館がある。
- バイヨンヌ・キャンパス
- 大西洋のビスケー湾に近いバイヨンヌにはバイヨンヌ・キャンパスがある。このキャンパスは2か所に分かれており、2,500人の学生を持つ理学科、学際プログラム、工業技術短期大学(IUT)がある。
- タルブ・キャンパス
- ラングドック=ルシヨン=ミディ=ピレネー地域圏のタルブにはタルブ・キャンパスがある。このキャンパスには人文科学科、700人の学生を持つ理学科、スポーツ学科などがある。
- モン=ド=マルサン・キャンパス
ランド県のモン=ド=マルサンにあるモン=ド=マルサン・キャンパスには、約300人の学生を持つ法学科とIUTがある。
歴代学長
- 1970-1973 : Maurice Descottes
- 1973-1976 : Jean Deschamps
- 1976-1982 : Daniel Levier
- 1982-1988: Franck Métras
- 1988-1993 : Jean-Louis Gout
- 1993-1998 : Claude Laugénie
- 1998-2004 : Jean-Louis Gout
- 2004-2008 : Jean-Michel Uhaldeborde
- 2008-2012 : Jean-Louis Gout
- 2012- : Mohamed Amara[4]
出典 : 公式サイト[5]
卒業生
脚注
外部リンク
座標: 北緯43度18分49.30秒 西経0度21分54.76秒 / 北緯43.3136944度 西経0.3652111度 / 43.3136944; -0.3652111