ポートハーコート国際空港(ポートハーコートこくさいくうこう、英語:Port Harcourt International Airport)は、ナイジェリア連邦共和国のリバーズ州州都ポートハーコート近郊のオマグワにある国際空港。1ターミナルを国際線と国内線で分けて運用している。2012年には125万人の旅客数を取り扱い、ナイジェリア国内で3番目の規模の空港。
改修工事が予定されていた本空港は2006年8月17日に電気を原因にした火災が発生し、翌日の18日にナイジェリア連邦空港庁は緊急改修のために空港を閉鎖した。国内線はサム・ムバクウェ空港(オウェリ)、アカヌ・イビアム国際空港(エヌグ)、マーガレット・エクポ国際空港(カラバル)に、国際線はンナムディ・アジキウェ国際空港(アブジャ)、ムルタラ・モハンマド国際空港(ラゴス)に振り替えられた。火災による改修作業は2007年1月に開始され、同年8月に終了する予定だった。しかし、6月に技術者の安全性確保のために延期が発表され、2007年12月に一部再開港された。2008年の第1四半期まで日中のみの運用に限られていた。この改修によって計器着陸装置のカテゴリIIIに対応した。
就航航空会社と就航都市
国際線
国内線
貨物
統計
ポートハーコート国際空港の統計[8]
年 |
旅客数
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2008
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868,458
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2009
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1,081,587
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2010
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1,211,810
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2011
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1,206,492
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2012
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1,256,854
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事件・事故
- 1996年12月17日、MK航空(英語版)のルクセンブルクから飛行してきたDC-8-55Fが着陸する際に木に当たり滑走路手前で着陸し炎上。4人の乗員は全員無事だった[9]。
- 2001年11月27日、MK航空のボーイング747-200Fが悪天候の中着陸に失敗し、乗員1名が死亡した[10]。ナイジェリア航空省は民間航空事故レポート(FMA/AIPB/389)を作成し、その中でパイロットは2000フィート以下の高度でオートパイロットを会社の規定とは違う、通常ではない使い方をしたと発表された[11]。
- 2005年12月27日、首都アブジャのンナムディ・アジキウェ国際空港から飛行してきたソソリソ航空1145便が着陸に失敗し墜落。110人の乗員、乗客のうち2人の生還者以外死亡した。
脚注
外部リンク
空港情報 (ICAO:DNPO · IATA:PHC) |
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