ポルト・ディタリー駅(仏: Porte d'Italie)は、フランス・パリの13区にある、メトロ(地下鉄)7号線(メリー・ディヴリー方面支線)の駅。
概要
1930年3月7日、現在のメトロ7号線プラス・ディタリー駅〜ポルト・ド・ショワジー駅間が10号線の延伸区間として開業した際、その区間上に10号線の駅として開設された。1931年4月21日、プラス・モンジュ駅〜ポルト・ド・ショワジー駅間が7号線に移管されるのに伴い7号線の駅となり現在に至る。
駅名は19世紀中ごろにパリを囲むように建設されたティエールの城壁の門ポルト・ディタリー(イタリア門)(フランス語版)にちなむ。駅自体はポルト・ディタリーの東側を通るマッセナ大通り(フランス語版)の地下に位置する。カーブを描いた相対式ホーム2面2線の構造を持つ。
出入口は複数あり、エレーヌ・ブーシェ広場(フランス語版)に2か所、イタリア通り(フランス語版)との交差点にあたるマッセナ通り166番地に2か所、イタリア通り190番地に1か所設けられている。またホームのメリー・ディヴリー駅方向には、フェルナン・ウィダール通り(フランス語版)に向けて階段とエスカレーターを備えた出入口が設けられている。
利用状況
2011年の年間乗車人員は256万2,120人[1]。2013年の年間乗車人員は248万6,263人で、これはパリメトロで302駅中222番目の多さである[2]。
利用可能な鉄道路線
2006年12月16日からはパリ・トラムの3a号線が利用できるようになった(開業当時から2012年12月15日までは旧称T3号線)。トラムのホームも相対式2面2線の構造である。
歴史
駅周辺
バス路線
パリ交通公団 (RATP) の路線バス47・131・184・185・186系統が運行されており、夜間にはノクティリアン(フランス語版)の深夜バスN15・N22系統の運行も設定されている。
隣の駅
- パリメトロ
- 7号線(メリー・ディヴリー方面支線)
- メゾン・ブランシュ駅 (Maison Blanche) - ポルト・ディタリー駅 - ポルト・ド・ショワジー駅(Port de Choisy)
出典