ペドリーニョ(Pedrinho)ことペドロ・エンヒキ・アゼヴェド・ペレイラ(ポルトガル語: Pedro Henrique Azevedo Pereira、2002年7月11日 - )は、ブラジルのサッカー選手。FCシャフタール・ドネツク所属。ポジションはDF。
クラブ歴
ECヴィトーリアの下部組織出身で、2021年1月29日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBでハーフタイムにアリソン・ファリアスとの交代で途中出場し選手初出場を記録した[1]。翌月20日には契約を2024年迄更新し、トップチームに昇格した[2]。すぐにレギュラーを確保、カンピオナート・バイアーノではベストイレブンに選出された[3]。
同年8月20日、アトレチコ・パラナエンセへの移籍交渉のため、ヴィトーリアとの契約を解除した。9月2日にヴィトーリアは、彼はアトレチコ・パラナエンセへの移籍がまだ決まっていないが、我々の選手ではないと声明を発表した[4]。同月17日に5年契約でアトレチコ・パラナエンセへの加入が発表された[5]。移籍金については850万レアルで一旦合意をしていたが、契約自体は既に解除していたため、フリーでの加入となった[6]。移籍に時間がかかった理由としては、アトレチコ・パラナエンセ側は1000万レアルで彼とパブロ・シレスとの二枚抜きに動いており、シレス側の交渉もしていたためである[7]。10月にアトレチコ・パラナエンセはヴィトーリアとの交渉で最終的に300万レアルを支払う事で解決した。減額理由としては、2013年のレオ・モライスの未払いを300万レアルで相殺した事、アトレチコ・パラナエンセがシレスの移籍に対してダヌービオFCに300万レアル程を支払った事があげられる[8]。
移籍後初出場は2021年11月2日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで、ニコラス・エルナンデスに代わっての投入であった。その後もアブネル・ヴィニシウスの控えに甘んじたが、2023年に入ると彼が移籍したためにレギュラーに繰り上がった[9]。けれども、5月にブラジルのスポーツ賭博における大規模八百長疑惑(英語版)に関与したとして名前が公表されると[10]、クラブを解雇された。
参考文献
外部リンク