プリンスビオ(Prince Bio、1941年 - 1956年)はフランスの競走馬及び種牡馬。
競走馬としては、プール・デッセ・デ・プーランなどに勝った。
種牡馬としては、Sicambreがジョッケクルブ賞に勝った1951年に仏リーディングサイアーに輝いた。また、SicambreのほかにPrince Taj、セダンなどの後継種牡馬を輩出した。
経歴
父プリンスローズはベルギーの歴史的競走馬であり、種牡馬としては1938年にベルギーからフランスに移動し、短期間のうちにPrincequillo(1940年、米リーディングサイアー)、本馬、Prince Chevalier(1943年、仏リーディングサイアー)を輩出し、Prince Chevalierがジョッケクルブ賞に勝った1946年には仏リーディングサイアーに輝いている。
母Biologieの牝系からはそれほど活躍馬が出ていないが、1号族に属する牝系である。
競走馬時代
1944年のプール・デッセ・デ・プーラン、ダリュー賞、ノアイユ賞、フォンテンブロー賞などに優勝した。
種牡馬時代
1945年に種牡馬入りすると、1948年生まれのシカンブルが1951年のジョッケクルブ賞及びパリ大賞に勝ち、父仔2代で仏リーディングサイアーに輝いた。
1956年に15歳で亡くなったが、シカンブルを中心として、フランスや日本で直系子孫が活躍し、プリンスビオ系を発展させた。
主な産駒
血統表
出典
外部リンク