プネー岡山友好公園 (英 : Pune-Okayama Friendship Garden )は、インド ・マハーラーシュトラ州 のプネー 市にある公園。同市で最も広い公園のひとつであり[ 1] 、日本 の岡山市 にある後楽園 を模した日本庭園 がある。プ・ラ・デシュパンデ公園 (英 : Pu La Deshpande Garden )とも呼ばれる。
名称
プ・ラ・デシュパンデ公園(マラーティー語 : पु.ल. देशपांडे उद्यान / Pu La Deshpande Udyan )の名は、マハーラーシュトラ州 出身の著名なマラーティー語 作家、プルショッタム・ラクスマン・デシュパンデ (英語版 ) (プ・ラ・デシュパンデ)にちなんでいる。
プネーの日本語表記の揺れにより、「プネ岡山友好公園」[ 2] [ 3] 「プーネ岡山友好公園」[ 4] などの表記もある。現地には「プーネ岡山友好公園」表記の石碑が立っている。
沿革
入口の石碑
庭園は、2006年 1月19日 に開園した[ 3] [ 5] 。岡山市 にある後楽園 をモデルとして造園されている[ 3] 。
岡山とプネーの交流は、2003年にプネー市の行政・経済視察団が岡山県に派遣されたことを契機とする[ 5] 。この公園の築庭には岡山県側が協力しており[ 5] 、開園式典に際して岡山県とプネー市は友好交流協定を締結した[ 5] 。公園の完成後も、管理技術向上のために岡山県から技術者が派遣されており、またプネー市からの研修生を岡山県が受け入れている[ 4] 。
施設
庭には、その全体に広がる水路による自然な水の流れが含まれている。庭はよく維持され、芝生の上を歩くことは許可されていない。面積は10エーカーである。庭園の小道に沿って人々が散策するときに、風景の変化を楽しめるよう工夫されている。庭園には色とりどりの魚が生息しており、庭園中央の橋から眺めることができる。
この庭園の第二期工事区画はムガル庭園の名で呼ばれる。ニューデリー にあるラッシュトラパティ・バワン (英語版 ) (インド大統領官邸)のムガル庭園 (Mughal gardens ) のレプリカである。
入場料は、大人と子供(3歳以上)ともに5ルピー 。庭園での飲食は許可されていない。庭園の外に有料の駐車スペースがあり、また、駐車場の近くには子供のための遊び場がある。
さまざまな映画がこの庭園で撮影されている。
アクセス
庭園は Sinhgad road に位置しており、バス、タクシー、オートリキシャーによって容易に到達できる。この庭園は、週末や学校の休暇期間には混雑する。
ギャラリー
脚注
外部リンク
Pune-Okayama Friendship Garden official websites