ブリット・アワード2015(2015 Brit Awards)は、2015年2月25日に開かれた、英国レコード産業協会が主催する音楽の祭典式。2014年の音楽を対象とし、今回で35回目となる。最多受賞はサム・スミスとエド・シーランの2冠だった。
パフォーマンス
新曲「All Day」を披露したカニエ・ウェストだったが、放送禁止用語が多すぎたため、テレビ放映時にはほとんど無音だった[1]。翌日カニエはBBCラジオのインタビューで映像をYouTubeにアップロードすることを発表[2]。授賞式から約3週間後の3月13日に、カニエの公式アカウントがライブ映像をアップした[3]。カニエのパフォーマンスを驚きで口を開けたまま観ていたライオネル・リッチーは「黒人がNワードを使うことは良いとは思わない。自分自身黒人のひとりとして好きではないね」と話した[4]。
最後にパフォーマンスを披露したマドンナは、披露中にバックダンサーの一人がマドンナのケープを勢いよく引っ張って外す、という演出だったが、マドンナごと引っ張ってしまい、ステージから転落した。授賞式終了後、マドンナは自身のInstagramで「私は元気よ!美しいケープと強く結ばれ過ぎていたの!」とコメントした[5]。
受賞・候補作
- 「最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト賞 (British Male Solo Artist)」
-
- 「最優秀ブリティッシュ女性ソロ・アーティスト賞 (British Female Solo Artist)」
-
- 「最優秀インターナショナル・男性ソロ・アーティスト賞 (International Male Solo Artist)」
-
- 「最優秀インターナショナル・女性ソロ・アーティスト賞 (International Female Solo Artist)」
-
- 「最優秀ブリティッシュ・グループ賞 (British Group)」
-
- 「最優秀インターナショナル・グループ賞 (International Group)」
-
- 「最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト賞 (British Breakthrough Act)」
-
- Sam Smith
- CHVRCHΞS
- FKA twigs
- George Ezra
- Royal Blood
- 「批評家賞/クリティクス・チョイス賞 (Critics' Choice)」
-
- 「MasterCard・最優秀ブリティッシュ・アルバム賞 (MasterCard British Album of the Year)」
-
- x - Ed Sheeran
- This Is All Yours - Alt-J
- Wanted on Voyage - George Ezra
- Royal Blood - Royal Blood
- In the Lonely Hour - Sam Smith
- 「最優秀ブリティッシュ・シングル賞 (British Single of the Year)」
-
- 「最優秀ブリティッシュ・プロデューサー賞 (British Producer of the Year)」
-
- Paul Epworth
- Alison Goldfrapp & Will Gregory
- Flood
- Jake Gosling
- 「最優秀ブリティッシュ・ビデオ賞 (British Video)」
-
- You & I - One Direction
- Thinking Out Loud - Ed Sheeran
- Uptown Funk - Mark Ronson featuring Bruno Mars
- Stay with Me - Sam Smith
- Summer - Calvin Harris
- 「グローバル・サクセス賞 (BRITs Global Success)」
-
出典
外部リンク