前任のMR-310「アンガラーA」(NATO名 Head Net)などと同様に、180度背中合わせに配置した2つのレーダー面をもつバック・トウ・バック方式を採用しており、これは以後のフレガート・ファミリーにおいても踏襲された。本機においては、アンテナとしては縦長と横長のパラボラアンテナが1面ずつ用いられている。使用周波数はS(E)バンド (2〜2.5GHz)、最大探知距離は、当初は145–150 km (78–81 nmi)であったが、後の改修で300 km (160 nmi)まで延伸された。
382型レーダー・H/LJQ-382 レーダーと、フレガート-MAE-3との関係は明らかではない。2015年にサラ・キルヒバーガーおよびジェーン海軍年鑑2015–2016によってフレガートの一種もしくはそのリバースエンジニアリングバージョンとされたが[1][2]、ポール・シュワルツはロシアのレーダーに比べて「かなり進歩している」と述べている[3]。2020年、ヴェルトハイムは中国の呼称と併せて Top Plate という用語を使用した[4]。
Kirchberger, Sarah (2015). Assessing China's Naval Power: Technological Innovation, Economic Constraints, and Strategic Implications. Global Power Shift. Springer. ISBN978-3-662-47127-2
Saunders, Stephan, ed (2015). Jane's Fighting Ships 2015-2016. Jane's Information Group. ISBN978-0710631435