『フィン』は、大久保海太通算4枚目のアルバム。2005年6月8日発売。発売元は247 MUSIC(LIFE SIZEレーベル[1])。
解説
大久保自身の、28歳の誕生日2日後にリリースされたアルバムで、ソロ名義では2001年の『ROCK MARINE』(2001.6.27)以来、4年ぶりとなる[2]。CD帯のコピーは、「メジャー感溢れるメロディーの真ん中を貫く歌と声。」。スタッフ・クレジットはCDトレイ下に記載されている。
アルバム名については、「最後の」を意味する "Fin" と、本人が「大好き」だという海で使用する潜水用の足ひれの "フィン" の二つの意味を持つ。「最後の」という意味を持たせた理由については、「これが最後の作品になっても、この作品だったらいい」と思えるような作品にする、という自分への発破であるとインタビューで語っている。
なお、発売元である「247 MUSIC」が東京の他に沖縄を拠点としていた縁もあり、本アルバムリリース前後には沖縄でもインストア・イベントを行ったほか、翌7月には下北沢CLUB 251で恒例の「海の日ワンマンライブ "イン フィン"」を開催した。
一部の楽曲(M-2・6・7・8)で、"OKBQT VERY LIFE" "ELEC" とふたつのバンドを共にした中村優規がドラマーとして参加している。
収録曲
- 飛行場 (4:37)
- チルドレンズ (4:07)
- 唄として (5:15)
- 楽曲制作当時の年齢「27年」から歌詞が始まるナンバー。
- ミュージック・ビデオがインターネット上で公開された。
- 旅の夢 (3:48)
- プラマイゼロ (4:36)
- バイシクル (3:35)
- Smile Smile Smile (4:36)
- OIL (6:57)
- ラヴァー (7:01)
- 天国まで (5:30)
※編曲者の表記はなし。
関連作品
関連項目
脚注
- ^ 現在、「LIFE SIZE LABEL」は247 MUSICから独立している。
- ^ フル・アルバムでは2000年7月5日発売の『ギン』以来、5年ぶり。