『ピカソ・トリガー/殺しのコード・ネーム』(原題:Picasso Trigger、フィリピンでは『Secret Agent 7』という作品名で公開)は、アンディ・シダリスが脚本と監督を務めた、1988年のアクション映画。
「トリプルB」シリーズ第3弾。「ピカソ・トリガー」シリーズとしては、第1作目。
概要
スティーヴ・ボンド(英語版)をはじめとして、7人ものプレイメイト(ドナ・スピア、ホープ・マリー・カールトン、ロバータ・ヴァスケス、シンシア・ブリムホール、キム・マーリン、パティ・ダフェック、そして元プレイメイト・オブ・ザ・イヤーのリヴ・リンデランド)やハロルド・ダイアモンドが出演している。
タイトルの「Picasso Trigger」は、紅海周辺に生息するムラサメモンガラ近縁種であるピカソトリガーフィッシュのことを指す。気性が荒く、劇中では、この世で最も残虐な魚と評されている。
あらすじ
「ピカソ・トリガー」をコードネームとする二重スパイが、高価な絵画をパリに寄贈した直後、何者かに射殺される。この暗殺事件を発端にして、FBI捜査官が次々と消されていく。
捜査官たちを襲っていたのは、前作『グラマー・エンジェル危機一発』(1987年)で弟を殺されたミゲル・オーティスであった。彼は復讐のため、弟の暗殺に関わっていた捜査官たちを暗殺していく。
特別捜査官のトラヴィスは、FBIの腕利き捜査官ドナたちと協力して、事件の真相を追う。オーティスの凶行を阻止し、殺された仲間の仇を討つことになる。
キャスト
- 特別捜査官
- 国際犯罪組織の首領。「ピカソ・トリガー」のコードネームで呼ばれている二重スパイ。
- 犯罪組織のボス。報復のため、次々とFBI捜査官たちを襲う。
公開
本作は、1988年2月に米国で公開された。その後、1992年3月18日、フィリピンにて『Secret Agent 7』とタイトルを変更したうえで劇場公開された[1]。
参照
出典
外部リンク