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バンゲリング帝国三部作は、『バンゲリング ベイ』『ロードランナー』『チョップリフター』の世界観を共有する3作品を指す。
概要
バンゲリング帝国とは、『バンゲリング ベイ』の舞台であり、『ロードランナー』ではバンゲリング帝国に強奪された金塊の奪還、『チョップリフター』ではバンゲリング帝国に捕まった捕虜の救出劇が描かれている。
これらはBrøderbund社でオリジナル版の制作が行われていた当時より考案されていた設定[要出典]であり、これを受けてアイレムにより1984年にアーケードに移植された『ロードランナー』でも「バンゲリング帝国の逆襲」なる副題がつけられていた。
ハドソン作品における設定
ハドソンより発売されたファミコン版『バンゲリング ベイ』の攻略本『ケイブンシャ大百科別冊 ファミリーコンピュータゲーム必勝法シリーズ3 バンゲリングベイ』(勁文社)には設定が事細かに記されている。(ただし、『必勝法シリーズ』は独自にストーリーを脚色している傾向があるため、注意が必要である)
舞台は、カリブ海近辺に建設された帝国の前進基地であるとしている。この基地周辺10キロの空間は物理的に外界と途絶され、内部は北と南、東と西がその両端で繋げられている異空間となっている。
バンゲリング帝国とは「未知の機械化人間」の集団であり、彼らの次元波動機は次元と空間を自在に操るという。ファミコン版のパッケージに描かれているドクロ状の姿をした影が、帝国兵サイバーダインである。『バンゲリング ベイ』の主人公側勢力は「アメリカ合衆国海軍」の精鋭であり、カリブ海周辺での演習中に超常現象により基地周辺の空間へと引き込まれるかたちとなった。
なお、同じくハドソンより発売されたファミコン版『ロードランナー』の説明書にはバンゲリング帝国への言及はなく、単に金鉱から「金塊を持って無事に脱出」することが目的とされている。また、Brøderbund社が制作したロードランナーにバンゲリング帝国の設定が付与されているためか、ファミコン版『ボンバーマン』がバンゲリング帝国に関連していると誤解されることがあるが、あくまで先述のファミコン版『ロードランナー』とストーリーが関連するに留まる。
関連項目