バルバラ・ロンキ(Barbara Ronchi, 1982年6月22日-)はイタリアの俳優。
略歴
ローマ生まれ[1]。ローマ・ラ・サピエンツァ大学で歴史学と考古学を学び、卒業後、シルヴィオ・ダミーコ国立演劇アカデミーで演技を学ぶ[2][3]。
2013年、ヴァレリア・ゴリーノ監督作『ミエーレ』に出演。その後の主な出演作として、マルコ・ベロッキオ監督作『甘き人生』(2016年)、カルロ・シローニ監督作『ソーレ -太陽-』(2019年)、フランチェスコ・ブルーニ監督作『きっと大丈夫』(2020年)、クラウディオ・ノーチェ監督作『我らの父よ』(2020年)などがある。
2022年、ジュリア・スタイガーウォルト監督作『Settembre』に主演。第68回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にてダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞を受賞する。
フィルモグラフィー
映画
公開年
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邦題
原題
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監督
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備考
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2010
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La città invisibile
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ジュゼッペ・タンドイ
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Primi piano
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ミケーレ・プラチド
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短編
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2011
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Noir
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ガブリエーレ・ポルトゲーゼ
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短編
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2012
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Unghie di Emiliano Russo
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セルジオ・ルビーニ
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短編
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6 sull’autobus
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セルジオ・ルビーニ
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短編
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2013
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ミエーレ Miele
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ヴァレリア・ゴリーノ
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イタリア映画祭2014にて上映[4]
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2016
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甘き人生 Fai bei sogni
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マルコ・ベロッキオ
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イタリア映画祭2017上映時タイトル『スイート・ドリームス』[5]
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Ledis
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ピエトロ・ファイエッラ
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短編
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2017
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Gli sdraiati
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フランチェスカ・アルキブージ
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Vicini
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フェデリーカ・ビオンディ
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短編
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2018
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ティートとエイリアン Tito e gli alieni
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パオラ・ランディ
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イタリア映画祭2018にて上映[6]
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戦闘 La lotta
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マルコ・ベロッキオ
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短編 イタリア映画祭2020にてオンライン配信[7]
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Black Out
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サラ・カルディッロ
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短編
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Fino all’ultima pagina
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ロレンツォ・コッラルティ
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短編
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2019
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Domani è un altro giorno
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シモーネ・スパーダ
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ソーレ -太陽- Sole
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カルロ・シローニ
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イタリア映画祭2021にて上映[8]
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Tornare
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クリスティーナ・コメンチーニ
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2020
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我らの父よ Padrenostro
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クラウディオ・ノーチェ
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イタリア映画祭2021にて上映[8]
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きっと大丈夫 Cosa sarà
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フランチェスコ・ブルーニ
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イタリア映画祭2021にて上映[8]
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2021
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Mondocane
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アレッサンドロ・チェッリ
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Io sono Babbo Natale
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エドアルド・ファルコーネ
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2022
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Sulle nuvole
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トンマーゾ・パラディーゾ
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Settembre
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ジュリア・スタイガーウォルト
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Il Boemo
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ペトル・ヴァーツラフ
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La neve coprirà tutte le cose
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ダニエーレ・バッボ
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短編
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2023
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僕の人生に追いつくとき Era ora
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アレッサンドロ・アロナディーオ
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命
Rapito
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マルコ・ベロッキオ
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第36回東京国際映画祭上映時タイトル『KIDNAPPED』[9]
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テレビ
放映年
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邦題
原題
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備考
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2011
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La ladra
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La Certosa di Parma
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ミニシリーズ
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2012
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ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 Borgia II
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テレビシリーズ シーズン2のみ出演
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2015
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Grand Hotel
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2017
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In Arte Nino
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テレビ映画
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警部ダリオ・マルテーゼ 遺志を継ぐ男 Maltese - Il romanzo del Commissario
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ミニシリーズ
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2018
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Romanzo famigliare
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2019-
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Imma Tataranni - Sostituto procuratore
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2020
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Luna nera
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ミニシリーズ
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2022
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Vostro onore
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主な受賞とノミネート
脚注
外部リンク