バルエリ(ポルトガル語: Barueri)は、ブラジルのサンパウロ州、大サンパウロ都市圏の北西部に位置する都市。人口は27万6982人(2020年)、面積は65平方キロである。
北でサンタナ・デ・パルナイバと、東でオザスコと、南東でカラピクイバと、南でジャンヂーラと、西でイタペビと隣接する。サンパウロ都市圏鉄道会社 (CPTM) 8号線が通る。
歴史
バルエリとは、トゥピ・グアラニー語族のことばで「びっくりする赤い花」を意味する。歴史家によれば、バルエリの歴史はイエズス会宣教師のジョゼ・デ・アンシエタがノッサ・セニョーラ・ダ・エスカーダ礼拝堂と入植地を建設した1560年11月11日にはじまる。1870年にソロカバナ鉄道が建設され、1875年に開業すると、村はサンパウロやサンタナ・デ・パルナイバ、ピラポーラ・ド・ボム・ジェススをむすぶ交通の要衝となった。その後も発展をとげ、1948年12月24日にサンタナ・デ・パルナイバ市から分かれて市制施行を果たした。1964年には市の一部がカラピクイバに編入され、面積が3分の2になった。
経済
アズールブラジル航空、AES エレトロパウロ、シエロ、レデカード、DASA、ウォルマート・ブラジルなどの企業が事務所を置く。
スポーツ
バルエリを代表するサッカークラブは、アレーナ・バルエリを本拠地とするグレミオ・バルエリである。2013シーズンの時点でセリエCに所属している。
2006年女子バスケットボール世界選手権では、市内のジョゼ・コレア体育館が会場のひとつとなった。
脚注
外部リンク
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座標: 南緯23度30分40秒 西経46度52分35秒 / 南緯23.51111度 西経46.87639度 / -23.51111; -46.87639