ヌーシャテル湖(ヌーシャテルこ、フランス語: Lac de Neuchâtel, ドイツ語: Neuenburgersee)は、スイス西部にある湖。大部分はヌーシャテル州に属するが、ヴォー州・フリブール州・ベルン州にも属する。
面積218.3平方キロメートルは、湖全域がスイスにある湖としてはスイス最大である(スイス領内の湖面積がジュネーヴ湖、ボーデン湖より大きい)。最長38.3キロメートル、幅最長8.2キロメートル。標高429メートルの位置にあり、最深部は152メートルである。排水域はおよそ2,670平方キロメートル。
湖へは、オルブ川(フランス語版)、アルーズ川(フランス語版)、スワイヨン川(フランス語版)が流れ込む。モラ湖(フランス語版)へ注ぐブロワ運河(フランス語版)、ビール湖へ注ぐティエーユ運河(フランス語版)がある。
湖岸にはヌーシャテルの他、グランソン(フランス語版)、コロンビエ(フランス語版)、サン=ブレズ(フランス語版)、シュヴルー(フランス語版)、シャンマルタン(英語版)といった市町村がある。
湖はキンクロハジロ、ホシハジロ、アカハシハジロの重要な生息地であり、東岸のキュドルファン(フランス語版)付近の湿地および南側の湖岸はラムサール条約登録地である[1][2]。
脚注
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