ニューウェ・メルウェデ川(ニューウェ・メルウェデがわ)またはニュー・メルウェデ川(ニュー・メルウェデがわ、蘭:Nieuwe Merwede)は、オランダを流れる川で、ライン川がライン・マース・スヘルデ三角州(英語版)に流れ込んで分岐した川の一つである。この川は、1861年から1874年にメルウェデ川(英語版)とホランス・ディープ川を接続するために開削された運河である。
ヴェルケンダム(英語版)北岸でボーフェン・メルウェデ川がベネデン・メルウェデ川とニューウェ・メルウェデ川に分岐し、ニューウェ・メルウェデ川はそこからアメル川に合流するまでの約20kmの河川である。
ニューウェ・メルウェデ川とアメル川に挟まれた三角州にはオランダで最大の面積を誇る国立公園のビースボス国立公園(英語版)があり、ホシハジロ、ミミカイツブリなどの生息地として1980年にラムサール条約登録地となった[1]。
- ニューウェ・メルウェデ川本流の経路
ライン川 > ワール川 > ボーフェン・メルウェデ川 > ニューウェ・メルウェデ川 > ホランス・ディープ川 > ハーリングフリート川・フォルケラク川 > 北海
流域の自治体・都市
- オランダ
- 南ホラント州
- 北ブラバント州:ヴェルケンダム
脚注
関連項目
- デルタ計画 - ライン・マース・スヘルデ三角州を高潮から守るために作られた20世紀中ごろの計画。この計画に基づいてダム・堤防・水門・閘門などが整備されている。
- オランダの河川一覧
外部リンク
座標: 北緯51度46分14秒 東経4度44分58秒 / 北緯51.770602度 東経4.749355度 / 51.770602; 4.749355