トーカドエナジー株式会社(TOCAD ENERGY CO.,LTD.)は、東京都港区に本社を置く二次電池パックメーカーである。日本・中国・米国に拠点を持ち、白石工場(宮城県白石市)をマザー工場として、グループの設計開発・製造を主導している。
沿革
- 1972年1月 三洋電機製カドニカ電池の販売代理店として、創業者藤川勝(現取締役最高顧問)が、株式会社トーカド(資本金3百万円:現、閉鎖)を設立
- 1979年1月 TOCAD(HONG KONG)LTD. を設立
- 1987年11月 米国市場進出の拠点として、TOCAD AMERICA INC. を設立
- 1988年12月 サンパック株式会社(現 トーカドエナジー株式会社)を設立
- 1991年9月 株式会社トーカドエンジニアリングの技術開発部門を吸収
- 1992年11月 株式会社東北サンパックより東北工場(宮城県白石市和具前)を譲受
- 1994年10月 TOCAD SUNPAC (HONG KONG) LTD. にて珠海工場(中国)を設立
- 1997年3月 国内生産拠点として、工場を買収し、白石工場(宮城県白石市東町)稼動開始
- 1999年
- 8月 白石工場の組電池加工に関して、ISO9001認証を取得
- 12月 TOCAD SUNPAK (HONG KONG) LTD. にてISO9001認証を取得
- 2000年
- 5月 白石工場にてISO14001認証を取得
- 11月 サンパック株式会社がトーカドエナジー株式会社へ社名変更し、株式会社トーカドから営業権及び子会社株式を譲受
- 2001年10月 中国珠海にてTOCAD ENERGY (ZHUHAI) CO., LTD. を設立
- 2003年7月 本社にてISO14001認証を取得
- 2011年
- 7月 TOCAD SUNPAK(HONG KONG)LTD.をTocad Energy(Hong Kong)Ltd.に商号変更
- 12月 白石工場建て替え
- 2015年2月 中国深圳工場の生産を終了し、海外生産を珠海工場に集約
- 2024年12月 東京本社を大田区から港区へ移転
事業分野
国内外のセルメーカーから調達した素電池(セル)の評価・選定及び、バッテリーマネジメントシステムを含む電池パック全体とその周辺機器(充電器・電源)の設計開発・生産・販売を行う電池・電子デバイス事業を主としている[1]。
主に民生機器向けの小型電池パック、動力・蓄電向けの中大型電池パックを取り扱う[2]。
拠点
国内拠点
海外拠点
- Tocad Energy (Hong Kong) Limited.
- TOCAD AMERICA INC.
- TOCAD ENERGY (ZHUHAI) CO., LTD.
脚注
関連項目
外部リンク