2,6-Dinitro-N,N-dipropyl-4-(trifluoromethyl)aniline
46-47℃
139-140℃ (@ 4.2 mmHg)
トリフルラリン(英: trifluralin)は有機フッ素系除草剤の一種。
アメリカのイーライリリー社が開発した除草剤で、日本では1966年2月26日に農薬登録を受けた。「トレファノサイド」などの商品名で、野菜畑や花畑、桑畑、茶畑、非農耕地などで、イネ科雑草やハコベなどに対し使用される[2]。2007年9月20日にはヨーロッパで認可が取り消された。
半数致死量(LD50)はラットへの経口投与で2,517mg/kg、ラットへの経皮投与で5,000mg/kg以上[3]。一日摂取許容量(ADI)は0.024mg/kg/day[2]。条件により可燃性で、加熱・燃焼により分解し、窒素酸化物やフッ化水素を含む腐食性のある有毒ガスを生じる[4]。 発癌の疑い、および水生生物やミツバチへの毒性がある。日本の食品衛生法による残留基準値は、0.001ppmである。
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