トライネーションズ2020
トライネーションズ2021(2020 Tri Nations)は、2020年10月から12月にかけて開催された 南半球3か国のナショナルチームによる大会である。新型コロナウイルス感染症の世界的流行により「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)」は南アフリカ共和国が不参加のため中止され、その代わりに開催された。主催はSANZAAR。
概要
出典[1]
相手国2チームと2試合ずつ、計4試合を行い、勝ち点で順位を決める。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、南アフリカ共和国代表は、南アフリカ政府による渡航制限および選手の安全上の懸念から、当初予定されていた「ザ・ラグビーチャンピオンシップ2020」からの撤退を発表[2]。3か国となったため、9年ぶりに大会名を「トライネーションズ」に戻しての開催となった。
新型コロナウイルス感染症の流行の影響は続き、例年よりも遅い開催時期とし[3]、1ラウンド(1週)につき1試合のみ実施[4]。
2020年9月には全試合をオーストラリアで開催することが発表された[5][6]。感染症対策としての隔離措置から、全審判員はオーストラリア協会とニュージーランド協会が担当し、自国のチームが出場する試合のレフリーも担当することになった[7]。
戦績
出典[8]
順位
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国
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勝敗
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得点
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3トライ差以上を獲得 ボーナス ポイント
|
7点差以内の敗戦 ボーナス ポイント
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勝ち点 合計
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試合数
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勝ち
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引き分け
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負け
|
得点
|
失点
|
得失点差
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1 |
ニュージーランド |
4 |
2 |
0 |
2 |
118 |
54 |
+64 |
2 |
1 |
11
|
2 |
アルゼンチン |
4 |
1 |
2 |
1 |
56 |
84 |
–28 |
0 |
0 |
8
|
3 |
オーストラリア |
4 |
1 |
2 |
1 |
60 |
96 |
-36 |
0 |
0 |
8
|
勝ち点の合計で優勝を競う。勝ち4点、引き分け2点、負け0点。相手より3トライ以上多く獲得で1点、7点差以内の負けで1点。
優勝・2国間トロフィー
対戦詳細
第1試合
Notes:
- この年のブレディスローカップは4試合で競われ、大会前、すでに2試合行われていた(ニュージーランドの1勝1引き分け)。この試合で、ニュージーランドは「2勝1引き分け」となり 勝ち越し、ブレディスローカップを18回連続で防衛した[9]。
- ニュージーランドはオーストラリアに対して1996年に記録した37点差を上回り、最大の得失点差を記録した。
第2試合
Notes:
- オーストラリアとニュージーランドは2020年に4回目の対戦となり、2010年のブレディスローカップでの4回以来、両国間の年間最多試合数となった。
第3試合
Notes:
- ニュージーランドは2011年以来初めて連敗した。
- ニコラス・サンチェスは、ニュージーランドとの1試合でアルゼンチンの最多得点を記録。
第4試合
2020年11月21日 19:45 AEDT (UTC+11)
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アルゼンチン
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15–15
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オーストラリア
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ニューカッスル国際スポーツセンター, ニューカッスル, オーストラリア 観客数: 11,749人 レフリー: Paul Williams (ニュージーランド)
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PK: サンチェス (5/6) 6', 32', 64', 68', 71'
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レポート
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PK: ホッジ (5/6) 4', 36', 41'+4, 45', 57'
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Notes:
- 1987年に19対19で引き分けて以来、両チームにとって初めての引き分け。
第5試合
Notes:
- ニュージーランドは初めてアルゼンチンを無得点に抑えた。
第6試合
Notes:
放送
脚注
関連項目
外部リンク
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チーム | |
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トライネーションズ | |
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ザ・ラグビーチャンピオンシップ | |
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