テスコム電機株式会社(英:Tescom Denki Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く、日本の中堅家電メーカーである。
業務用理美容機器を「Nobby」ブランドで展開している。
沿革
- 1965年(昭和40年)~1970年(昭和45年) - 楠野幹夫により東京電販として創業。その後東京電販株式会社を設立。
- 1970年(昭和45年)~1975年(昭和50年) - 製造部門を分社化しテスコム電機株式会社を、輸出部門を分社化しテスコム産業株式会社を設立。また東京電販からテスコムへ商号変更。
- 1990年(平成2年)~2000年(平成12年) - 中国深圳において、ヘアドライヤーの本格的な製造を開始。 現地法人として達仕高香港有限公司を設立。
- 2005年(平成17年)~ - 情報システム部門を分社化し、テスコムリンク株式会社を設立。[1]
- 2023年(令和5年)5月29日 - エレコムがテスコム電機の株式を保有する株式会社ティーエスシーから株式譲渡を受け、テスコム電機はエレコムのグループ会社となることが発表された[2]。「テスコム」ブランドの使用は継続する。
- 2024年(令和6年)2月19日 - 株式会社テスコムが、親会社であるテスコム電機株式会社を存続会社として同社と合併。株式会社テスコムは解散。[3]
社名
音響機器メーカーのティアックが展開する業務用機器ブランドTASCAMと名前が似ており間違われることが多いが、両者間には一切の資本関係はない。
ツイッター上でTASCAMの音響機器の購入を検討していたユーザーがTESCOMと言い間違えたことをきっかけに、ドライヤーの音を収録するニコ生の企画でTASCAMと共演した。[4][5]
これにより企業間の交流が始まったという。
脚注
外部リンク